特許
J-GLOBAL ID:201003076640124949

キャスタ制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  麻野 義夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-160539
公開番号(公開出願番号):特開2010-228756
出願日: 2010年07月15日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】ワイヤの操作によって制動体とストッパー部とを一度に移動させ、車輪の車軸回りの回転と車輪の主軸回りの旋回とを同時に制御することが可能となるので、操作性が向上するキャスタ制動装置を提供する。【解決手段】移動対象物(100)に取り付けられる制動キャスタ(111,211)である。ワイヤ(21)が操作手段(50)により操作されることで、制動体(178,278)が車輪(74)から離間する方向に移動して、車輪(74)の車軸(73)回りの回転抑止状態が解除されるのに伴って、ストッパー部(178d,292)が移動して、旋回制動体(190,290)との係合状態が解除され、車輪(74)の主軸(171,271)回りの旋回抑止状態が解除される。【選択図】図11
請求項(抜粋):
移動対象物に取り付けられる制動キャスタは、 移動対象物に取り付けられて、車輪を旋回可能に保持する主軸と、 前記車輪に押圧されて、この車輪の車軸回りの回転を抑止する制動体と、 当該制動体を前記車輪に押圧する付勢手段と、 前記付勢手段による付勢力に対抗して前記制動体を前記車輪から離間する方向に移動させ、当該車輪の車軸回りの回転抑止状態を解除するワイヤと、 前記主軸に取り付けられて、前記車輪の前記主軸回りの旋回を抑止する旋回制動体と、 前記車輪に取り付けられて、前記旋回制動体と係合することで当該車輪の主軸回りの旋回を抑止するストッパー部とを備え、 当該ストッパー部は、前記ワイヤの操作に伴って前記制動体と一体に移動するよう当該制動体に連結されており、 当該ワイヤが操作手段により操作されることで、 前記制動体が前記車輪から離間する方向に移動して、当該車輪の車軸回りの回転抑止状態が解除されるのに伴って、 前記ストッパー部が移動して、前記旋回制動体との係合状態が解除され、前記車輪の主軸回りの旋回抑止状態が解除されることを特徴とするキャスタ制動装置。
IPC (2件):
B60B 33/00 ,  B62B 5/04
FI (2件):
B60B33/00 U ,  B62B5/04 A
Fターム (3件):
3D050DD03 ,  3D050JJ01 ,  3D050JJ07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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