特許
J-GLOBAL ID:201003077617832649

表面被覆切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-053275
公開番号(公開出願番号):特開2010-207916
出願日: 2009年03月06日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】Ni基合金、Co基合金などの耐熱合金の高速切削条件下で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。【解決手段】工具基体表面に、下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層は薄層Aと薄層Bの交互積層からなり、また、上部層は薄層Aと薄層Cの交互積層からなり、さらに、上記薄層Aは、(Ti,Al)N層あるいは(Ti,Al,Si)N層のいずれか、上記薄層Bは、(Cr,Al)N層あるいは(Cr,Al,Si)N層のいずれか、また、上記薄層Cは、(Ti,Si)N層からなる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
工具基体表面に、少なくとも、下部層と上部層とからなる硬質被覆層が蒸着形成された表面被覆切削工具であって、 (a)上記下部層は、0.003〜0.02μmの層厚の薄層Aと0.003〜0.02μmの層厚の薄層Bの交互積層からなる合計層厚1〜5μmの層であって、 (b)上記上部層は、0.003〜0.02μmの層厚の薄層Aと0.003〜0.02μmの層厚の薄層Cの交互積層からなる合計層厚1〜5μmの層であって、 (c)上記薄層Aは、 組成式:[Ti1-XAlX]N で表した場合、Xは0.40〜0.70(但し、原子比)を満足するTiとAlの複合窒化物層、 (d)上記薄層Bは、 組成式:[Cr1-PAlP]N で表した場合、Pは0.40〜0.75(但し、原子比)を満足するCrとAlの複合窒化物層、 (e)上記薄層Cは、 組成式:[Ti1-USiU]N で表した場合、Uは0.01〜0.30(但し、原子比)を満足するTiとSiの複合窒化物層、 であることを特徴とする表面被覆切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06
FI (5件):
B23B27/14 A ,  B23B51/00 J ,  B23C5/16 ,  C23C14/06 A ,  C23C14/06 P
Fターム (16件):
3C037CC02 ,  3C046FF09 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  4K029AA04 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029CA13 ,  4K029DD06 ,  4K029EA01 ,  4K029FA04 ,  4K029JA02

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