特許
J-GLOBAL ID:201003077711350569

スラグ溶融バーナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-261946
公開番号(公開出願番号):特開2010-091193
出願日: 2008年10月08日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】外筒の内周面が蒸気の膜で覆われ、熱伝達率が低下して外筒の管壁温度が急上昇する現象を防止することができ、外筒の熱による損傷を防止すること。また、バーナ先端部での冷却効率の斑による冷却不足に起因したバーナの焼損を防止すること。【解決手段】二段噴流床石炭ガス化炉内に位置する先端部が、外筒41と内筒42とを有する二重管構造とされ、かつ、先端部を冷却する冷却水が、内筒42の内側を通って供給され、先端部を冷却した後、外筒41と内筒42との間に形成された空間内を通って基端側に戻されるように構成されているとともに、外筒41と内筒42との間に形成された空間の流路面積が、内筒42の内側に形成された流路面積よりも小さくなるように構成されており、外筒41と内筒42との間に形成された空間を通って基端側に戻される冷却水に、内筒42の外周面に形成されたガイド49に沿った旋回流F1と、外筒41および内筒42の長手方向に沿った略直線的な流れF2とが付与されるように構成されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
コンバスタに気体搬送された微粉炭を燃焼させ、リダクタでその燃焼ガス中に同様に気体搬送された微粉炭を投入、乾留してガス化するとともに、不燃分を溶融スラグとしてスラグホールから排出する二段噴流床石炭ガス化炉のスラグ溶融バーナ装置であって、 前記二段噴流床石炭ガス化炉内に位置する先端部が、外筒と内筒とを有する二重管構造とされ、かつ、前記先端部を冷却する冷却水が、前記内筒の内側を通って供給され、前記先端部を冷却した後、前記外筒と前記内筒との間に形成された空間内を通って基端側に戻されるように構成されているとともに、 前記外筒と前記内筒との間に形成された空間の流路面積が、前記内筒の内側に形成された流路面積よりも小さくなるように構成されており、前記外筒と前記内筒との間に形成された空間を通って基端側に戻される冷却水に、前記内筒の外周面に形成されたガイドに沿った旋回流と、前記外筒および前記内筒の長手方向に沿った略直線的な流れとが付与されるように構成されていることを特徴とするスラグ溶融バーナ装置。
IPC (6件):
F23D 14/78 ,  F23D 1/00 ,  F27D 7/02 ,  F27D 9/00 ,  F27D 25/00 ,  F23J 1/00
FI (6件):
F23D14/78 A ,  F23D1/00 A ,  F27D7/02 A ,  F27D9/00 ,  F27D23/02 ,  F23J1/00 B
Fターム (13件):
3K017DF01 ,  3K065QB14 ,  3K161AA40 ,  3K161CA05 ,  3K161DA74 ,  4K056BB01 ,  4K056CA09 ,  4K056EA01 ,  4K063AA04 ,  4K063BA06 ,  4K063CA05 ,  4K063DA14 ,  4K063EA01
引用特許:
出願人引用 (1件)

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