特許
J-GLOBAL ID:201003077859123790
トナーおよびトナーの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-320302
公開番号(公開出願番号):特開2010-145555
出願日: 2008年12月16日
公開日(公表日): 2010年07月01日
要約:
【課題】 優れた低温定着性を有し、耐熱保存性にも優れ、高温環境下での使用においてもブロッキング現象が起こりにくく、さらには摩擦帯電の安定性にも優れたトナーを提供する。【解決手段】 少なくとも結着樹脂と着色剤とワックスを含有する芯粒子と、該芯粒子の表面に樹脂微粒子を固着させて形成した被覆層から構成されるトナー粒子を有するトナーであって、該樹脂微粒子が、少なくとも水中で自己分散性を発現し得る官能基を含有する樹脂で構成され、該樹脂微粒子の水中におけるゼータ電位測定によって求められる等電点を示すpH(a)が、該芯粒子の水中におけるゼータ電位測定によって求められる等電点を示すpH(b)よりも小さく、且つ、該樹脂微粒子のpH(b)の水中におけるゼータ電位が-5.0mV以下である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
少なくとも結着樹脂と着色剤とワックスを含有する芯粒子を水系媒体中で製造する工程、該芯粒子を分散させた分散液に樹脂微粒子を添加し、該樹脂微粒子を該芯粒子の表面に固着させる工程を有するトナーの製造方法であって、
該樹脂微粒子が、水中で自己分散性を有し、
該樹脂微粒子の水中におけるゼータ電位測定によって求められる等電点を示すpH(a)が、該芯粒子の水中におけるゼータ電位測定によって求められる等電点を示すpH(b)よりも小さく、
pH(b)の水中における該樹脂微粒子のゼータ電位が-5.0mV以下であり、
該樹脂微粒子を該芯粒子の表面に固着させる工程において、該分散液のpHがpH(a)-0.30より大きく、pH(b)未満になるように調整して該樹脂微粒子を該芯粒子の表面に付着させることを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G03G9/08 381
, G03G9/08 372
Fターム (4件):
2H005AA08
, 2H005AB03
, 2H005CA08
, 2H005EA10
引用特許: