特許
J-GLOBAL ID:201003078268004950

膜セパレータを含む燃料タンクベント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-171690
公開番号(公開出願番号):特開2010-030682
出願日: 2009年07月23日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】小形燃焼機関のために適した燃料タンクベント及びベント装置を提供する。【解決手段】燃料キャップ14は、内部にガス抜き穴22が形成された本体部分20と、本体部分内に配設されかつガス抜き穴と流体連通して連絡しているナノ多孔質膜セパレータ30とからなる。ナノ多孔質膜セパレータは膜を含み、膜は網状組織を含み、網状組織の表面は膜を貫通して延在する複数の相互連結孔を画成し、複数の相互連結孔は約0.1〜約50ナノメートルの平均孔径を有すると共に、燃料蒸気及び空気の選択された一方又は両方に対して透過性を有しかつ液体燃料に対して不透過性を有し、複数の相互連結孔の表面上に配設されかつ膜に疎油性を付与するように構成された疎油性増強コーティングとを含んでなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
小形燃焼機関で燃料を貯蔵供給するための燃料タンクシステム(10)であって、当該システムは 液体燃料を収容するように構成され、タンクを満たすための開口を有する燃料タンク(12)と、 燃料タンクの開口を閉鎖するように構成された燃料キャップ(14)と を含んでいて、燃料キャップは 内部にガス抜き穴(22)が形成された本体部分(20)と、 本体部分内に配設されかつガス抜き穴と流体連通して連絡しているナノ多孔質膜セパレータ(30)であって、ナノ多孔質膜セパレータは膜を含み、膜は網状組織を含み、網状組織の表面は膜を貫通して延在する複数の相互連結孔を画成し、複数の相互連結孔は約0.1〜約50ナノメートルの平均孔径を有すると共に、燃料蒸気及び空気の選択された一方又は両方に対して透過性を有しかつ液体燃料に対して不透過性を有する、ナノ多孔質膜セパレータ(30)と、 複数の相互連結孔の表面上に配設されかつ膜に疎油性を付与するように構成された疎油性増強コーティングと を含んでなる、燃料タンクシステム(10)。
IPC (3件):
B65D 51/16 ,  F02M 37/00 ,  B65D 51/00
FI (3件):
B65D51/16 Z ,  F02M37/00 301Q ,  B65D51/00 A
Fターム (12件):
3E084AA05 ,  3E084AA12 ,  3E084AB04 ,  3E084BA01 ,  3E084CA01 ,  3E084DA01 ,  3E084DB12 ,  3E084FA09 ,  3E084GA01 ,  3E084GB01 ,  3E084HA03 ,  3E084KA09

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