特許
J-GLOBAL ID:201003078429980157

加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田村 敬二郎 ,  小林 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-129592
公開番号(公開出願番号):特開2010-188525
出願日: 2010年06月07日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】例えば回折レンズに代表されるような光学素子の成形用金型の加工に好適であり、高精度な加工面を形成できる加工方法を提供する。【解決手段】ダイヤモンド工具Tは、第1の縁部T1が100μm以下と小さいため、第2の縁部T2又は第3の縁部T3側より大きな抵抗を受けたとき、刃先がたわみやすいという特性を有する。加工中に刃先がたわむと、高精度な加工を行えない恐れがあるが、そのような問題に対し、本発明の加工方法によれば、ダイヤモンド工具Tを回転軸すなわち光軸Oに対して交差する方向に移動させるときは、金型Mの光学転写面の仕上がり時における光軸方向切り込み量が大きい方から小さい方に向かって移動させている。即ち、最も切り込み量が深い部位(図2における基準位置)を最初に切削加工するので、かかる場合、常に第2の縁部T2及び第3の縁部T3から等しい抵抗を受けることで、ダイヤモンド工具Tの撓みを抑制することができ、それにより高精度な加工を実現できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ダイヤモンドからなる切れ刃のすくい面に、ワークの回転軸に対して交差する方向に少なくとも100μm以内の長さで直線状に延在する直線部を含む第1の縁部と、前記第1の縁部より長く且つ前記第1の縁部の端部に接続する直線状の第2の縁部及び第3の縁部とを形成したダイヤモンド工具を用いて、ワークを加工する加工方法であって、 前記ワークを回転させるステップと、 回転する前記ワークに対して前記第1の縁部を接触させながら、前記ダイヤモンド工具を前記回転軸に対して交差する方向及び前記回転軸に平行な方向に移動させるステップと、を有することを特徴とする加工方法。
IPC (2件):
B23B 1/00 ,  B23B 5/00
FI (2件):
B23B1/00 Z ,  B23B5/00 A
Fターム (2件):
3C045AA10 ,  3C045DA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-201102
  • 特開平4-213421

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