特許
J-GLOBAL ID:201003079413398403

特に頚椎用の埋め込み型整形外科装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中里 浩一 ,  川崎 仁 ,  滝口 昌司 ,  三嶋 景治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-527868
公開番号(公開出願番号):特表2010-503442
出願日: 2007年09月11日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】 単純で信頼性があり効率的であるという利点を有する埋め込み構造を開発すること。さらに、この構造は容易に元に戻せ、1回目の試行後に付加的装置の使用を必要とせずに同じ板とねじを付け直すことができる。【解決手段】 発明は、止めねじ(4)通す少なくとも一つの穴(3)が設けられた支持板(2)により形成されるタイプの、特に頚椎用の埋め込み型整形外科装置に関し、前記穴(3)には、板の前記穴(3)の円周上の受け溝(5)内に収容され、ねじ頭部(4a)内に形成された環状溝(10)と協同するようになっている金属スロットリング(8)を備える係止手段が設けられる。発明によればねじ頭部(4a)の環状溝(10)は雄球面形状の端部(11’)と頭切環状突起(12)により囲まれる。この雄球面形状の端部(11’)は板の溝(5)の上側フランジ(7a)上に形成された補完的雌球面形状(7a’)と協同するように設計される。さらに、係止リング(8)はその受け溝(5)内で「浮動」取付けされ、ねじ頭部(4a)の溝(10)は頭切部(10c)を介して前記環状突起(12)に接続されてねじが緩むようにする。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
特に患者の頚椎に埋め込み可能な整形外科装置において、前記整形外科装置(1)が、一方では、上面(2a)と下面(2b)により区切られかつ少なくとも一つの抜き穴(3)が設けられた板型の支持構造(2)と、他方では、ねじ頭部(4a)とねじ胴体(4b)を有する少なくとも一つのねじ(4)とを備え、前記抜き穴(3)が前記ねじ(4)を通過させるような形状をし、前記ねじ頭部(4a)と前記板(2)の間の接触が補完的球面(11’、7a’)を介して行われ、前記整形外科装置(1)がまた、一旦前記ねじの頭部(4a)が前記板(2)の上に適切に落ち着けば、前記ねじ(4)の後退を防止又は少なくとも制限することができる付加された係止手段を備え、前記係止手段が上側環状フランジ(7a)と下側環状フランジ(7b)により区切られた前記穴(3)の内面(6)の高さの一部に形成された環状溝(5)を備え、前記溝(5)の中には径方向弾性変形能力を有する金属スロットリング(8)が付加され、休止時には、一方ではその内縁(8a)が前記穴(3)の直径より小さい直径を有し、他方ではその外縁(8b)が前記環状溝(5)の底部(5b)の直径より小さい直径を有し、前記ねじ頭部(4a)が前記ねじ胴体(4b)から環状溝(10)に発散する環状突起(12)を備え、前記突起(12)が、前記頭部(4a)が前記関連する穴(3)内を前進するときにその受け溝(5)内で前記ばねリング(8)を径方向に拡張し、次いでねじ込みの最終段階において、径方向弾性収縮により前記ばねリング(8)を前記環状溝(10)内に収容して前記逆転防止係止手段を形成することを可能にするような形状をしている整形外科装置であって、 前記支持板(2)の前記穴(3)が前記板(2)の前記上面(2a)から前記板(2)の前記下面(2b)まで、 前記上側フランジ(7a)の内縁に形成された雌球面接触面(7a’)と、 上側環状ショルダ(5a)、円筒又は実質的に円筒の底面(5b)及び下側環状ショルダ(5c)により区切られた前記溝(5)であって、前記上側(5a)及び下側(5c)ショルダが前記穴(3)の軸に垂直に延び、それらの間の距離(a)が前記溝(5)の厚さを定める前記溝(5)と、 対向するようになっている前記ねじ(4)の部分と比較して大きいサイズを有する前記下側フランジ(7b)の内縁と により順次区切られ、 前記ねじ頭部(4a)がその自由端から前記ねじ胴体(4b)まで、 前記支持板(2)の前記雌球面(7a’)と補完的な雄球面接触面(11’)と、 前記ねじ(4)の軸に垂直なショルダ(10b)、円筒又は実質的に円筒の底面(10a)、及び概ね発散する頭切部(10c)により区切られた前記環状溝(10)と、 前記ねじ胴体(4b)で終わる前記環状突起(12)であって、前記突起(12)が前記ねじ胴体(4b)から前記溝(10)まで概ね発散する頭切形状を有し、前記ばねリング(8)の前記内縁(8a)の直径より小さいその最小直径と、前記リング(8)の前記内縁(8a)の直径と前記穴(3)の最小直径の間にあるその最大直径とを有する前記環状突起(12)と を順次備え、 前記ばねリング(8)が前記溝(5)内の少なくとも一つの軸自由度が与えられるように、それが収容される前記溝(5)の厚さ(a)より小さい厚さ(b)を有する ことを特徴とする整形外科装置。
IPC (2件):
A61B 17/58 ,  A61F 2/44
FI (2件):
A61B17/58 310 ,  A61F2/44
Fターム (12件):
4C097AA10 ,  4C097BB09 ,  4C097CC01 ,  4C097MM09 ,  4C097SC08 ,  4C097SC09 ,  4C160LL24 ,  4C160LL33 ,  4C160LL56 ,  4C160LL57 ,  4C160LL62 ,  4C160LL69

前のページに戻る