特許
J-GLOBAL ID:201003079555729407
細胞の増殖を阻害するための細胞変性物質としての特異的DNA分子を含む細胞の使用法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-508391
公開番号(公開出願番号):特表2010-503380
出願日: 2007年05月10日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
本発明は、細胞の増殖を阻害することができる細胞変性物質としての特異的DNA分子をゲノム中に含む細胞の使用法に関するものであり、前記阻害は、これらの増殖細胞が上述したDNA分子を含む前記細胞と接触したときに得られる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回復期にある潰瘍性大腸炎または慢性的な便秘を治療する薬剤の調製を目的とした、番号6601でDSMに寄託された大腸菌Nissle1917株の使用を除く、ゲノム中にDNA分子を含んだ細胞の使用法であって、該DNA分子が、
-随意に、配列番号2の配列のタンパク質をコードする配列番号1のヌクレオチド配列(ORF1)、あるいは、配列番号1の配列のタンパク質をコードするかまたはP4様バクテリオファージインテグラーゼ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号1から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号4の配列のタンパク質をコードする配列番号3のヌクレオチド配列(ORF2)、あるいは、配列番号4の配列のタンパク質をコードする、配列番号3から誘導された配列、ならびに
-配列番号6の配列のタンパク質をコードする配列番号5のヌクレオチド配列(ORF3)、あるいは、配列番号8の配列のタンパク質をコードする配列番号7のヌクレオチド配列(ORF3a)、あるいは、配列番号10の配列のタンパク質をコードする配列番号9のヌクレオチド配列(ORF3b)、あるいは、配列番号6、8もしくは10の配列のタンパク質をコードするかまたはチオエステラーゼ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号5、7もしくは9から誘導された配列、ならびに
-配列番号12の配列のタンパク質をコードする配列番号11のヌクレオチド配列(ORF4)、あるいは、配列番号14の配列のタンパク質をコードする配列番号13のヌクレオチド配列(ORF4a)、あるいは、配列番号16の配列のタンパク質をコードする配列番号15のヌクレオチド配列(ORF4b)、あるいは、配列番号18の配列のタンパク質をコードする配列番号17のヌクレオチド配列(ORF4c)、あるいは、配列番号12、14、16もしくは18の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはβラクタマーゼ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号11、13、15もしくは17から誘導された配列、ならびに
-配列番号20の配列のタンパク質をコードする配列番号19のヌクレオチド配列(ORF5)、あるいは、配列番号22の配列のタンパク質をコードする配列番号21のヌクレオチド配列(ORF5a)、あるいは、配列番号24の配列のタンパク質をコードする配列番号23のヌクレオチド配列(ORF5b)、あるいは、配列番号26の配列のタンパク質をコードする配列番号25のヌクレオチド配列(ORF5c)、あるいは、配列番号20、22、24もしくは26の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはポリケチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号19、21、23もしくは25から誘導された配列、ならびに
-配列番号28の配列のタンパク質をコードする配列番号27のヌクレオチド配列(ORF6)、あるいは、配列番号30の配列のタンパク質をコードする配列番号29のヌクレオチド配列(ORF6a)、あるいは、配列番号32の配列のタンパク質をコードする配列番号31のヌクレオチド配列(ORF6b)、あるいは、配列番号34の配列のタンパク質をコードする配列番号33のヌクレオチド配列(ORF6c)、あるいは、配列番号36の配列のタンパク質をコードする配列番号35のヌクレオチド配列(ORF6d)、あるいは、配列番号38の配列のタンパク質をコードする配列番号37のヌクレオチド配列(ORF6e)、あるいは、配列番号28、30、32、34、36もしくは38の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは非リボソームペプチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号27、29、31、33、35もしくは37から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号40の配列のタンパク質をコードする配列番号39のヌクレオチド配列(ORF7)、あるいは、配列番号42の配列のタンパク質をコードする配列番号41のヌクレオチド配列(ORF7a)、あるいは、配列番号44の配列のタンパク質をコードする配列番号43のヌクレオチド配列(ORF7b)、あるいは、配列番号46の配列のタンパク質をコードする配列番号45のヌクレオチド配列(ORF7c)、あるいは、配列番号40、42、44もしくは46の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはMATE様排出ポンプ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号39、41、43もしくは45から誘導された配列、ならびに
-配列番号48の配列のタンパク質をコードする配列番号47のヌクレオチド配列(ORF8)、あるいは、配列番号50の配列のタンパク質をコードする配列番号49のヌクレオチド配列(ORF8a)、あるいは、配列番号52の配列のタンパク質をコードする配列番号51のヌクレオチド配列(ORF8b)、あるいは、配列番号54の配列のタンパク質をコードする配列番号53のヌクレオチド配列(ORF8c)、あるいは、配列番号48、50、52もしくは54の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはアミダーゼ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号47、49、51もしくは53から誘導された配列、ならびに
-配列番号56の配列のタンパク質をコードする配列番号55のヌクレオチド配列(ORF9)、あるいは、配列番号58の配列のタンパク質をコードする配列番号57のヌクレオチド配列(ORF9a)、あるいは、配列番号60の配列のタンパク質をコードする配列番号59のヌクレオチド配列(ORF9b)、あるいは、配列番号62の配列のタンパク質をコードする配列番号61のヌクレオチド配列(ORF9c)、あるいは、配列番号56、58、60もしくは62の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは非リボソームペプチド合成酵素活性およびポリケチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号55、57、59もしくは61から誘導された配列、ならびに
-配列番号64の配列のタンパク質をコードする配列番号63のヌクレオチド配列(ORF10)、あるいは、配列番号66の配列のタンパク質をコードする配列番号65のヌクレオチド配列(ORF10a)、あるいは、配列番号68の配列のタンパク質をコードする配列番号67のヌクレオチド配列(ORF10b)、あるいは、配列番号70の配列のタンパク質をコードする配列番号69のヌクレオチド配列(ORF10c)、あるいは、配列番号64、66、68もしくは70の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは非リボソームペプチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号63、65、67もしくは69から誘導された配列、ならびに
-配列番号72の配列のタンパク質をコードする配列番号71のヌクレオチド配列(ORF11)、あるいは、配列番号74の配列のタンパク質をコードする配列番号73のヌクレオチド配列(ORF11a)、あるいは、配列番号76の配列のタンパク質をコードする配列番号75のヌクレオチド配列(ORF11b)、あるいは、配列番号78の配列のタンパク質をコードする配列番号77のヌクレオチド配列(ORF11c)、あるいは、配列番号72、74、76もしくは78の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはポリケチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号71、73、75もしくは77から誘導された配列、ならびに
-配列番号80の配列のタンパク質をコードする配列番号79のヌクレオチド配列(ORF12)、あるいは、配列番号82の配列のタンパク質をコードする配列番号81のヌクレオチド配列(ORF12a)、あるいは、配列番号84の配列のタンパク質をコードする配列番号83のヌクレオチド配列(ORF12b)、あるいは、配列番号86の配列のタンパク質をコードする配列番号85のヌクレオチド配列(ORF12c)、あるいは、配列番号80、82、84もしくは86の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは非リボソームペプチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号79、81、83もしくは85から誘導された配列、ならびに
-配列番号88の配列のタンパク質をコードする配列番号87のヌクレオチド配列(ORF13)、あるいは、配列番号90の配列のタンパク質をコードする配列番号89のヌクレオチド配列(ORF13a)、あるいは、配列番号92の配列のタンパク質をコードする配列番号91のヌクレオチド配列(ORF13b)、あるいは、配列番号94の配列のタンパク質をコードする配列番号93のヌクレオチド配列(ORF13c)、あるいは、配列番号88、90、92もしくは94の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはマロニル-CoA-アシル基転移酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号87、89、91もしくは93から誘導された配列、ならびに
-配列番号96の配列のタンパク質をコードする配列番号95のヌクレオチド配列(ORF14)、あるいは、配列番号98の配列のタンパク質をコードする配列番号97のヌクレオチド配列(ORF14a)、あるいは、配列番号100の配列のタンパク質をコードする配列番号99のヌクレオチド配列(ORF14b)、あるいは、配列番号102の配列のタンパク質をコードする配列番号101のヌクレオチド配列(ORF14c)、あるいは、配列番号96、98、100もしくは102の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはアシル-CoA-脱水素酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号95、97、99もしくは101から誘導された配列、ならびに
-配列番号104の配列のタンパク質をコードする配列番号103のヌクレオチド配列(ORF15)、あるいは、配列番号106の配列のタンパク質をコードする配列番号105のヌクレオチド配列(ORF15a)、あるいは、配列番号108の配列のタンパク質をコードする配列番号107のヌクレオチド配列(ORF15b)、あるいは、配列番号110の配列のタンパク質をコードする配列番号109のヌクレオチド配列(ORF15c)、あるいは、配列番号104、106、108もしくは110の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはD-アラニルキャリアータンパク質活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号103、105、107もしくは109から誘導された配列、ならびに
-配列番号112の配列のタンパク質をコードする配列番号111のヌクレオチド配列(ORF16)、あるいは、配列番号114の配列のタンパク質をコードする配列番号113のヌクレオチド配列(ORF16a)、あるいは、配列番号116の配列のタンパク質をコードする配列番号115のヌクレオチド配列(ORF16b)、あるいは、配列番号118の配列のタンパク質をコードする配列番号117のヌクレオチド配列(ORF16c)、あるいは、配列番号112、114、116もしくは118の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは3-ヒドロキシアシル-CoA脱水素酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号111、113、115もしくは117から誘導された配列、ならびに
-配列番号120の配列のタンパク質をコードする配列番号119のヌクレオチド配列(ORF17)、あるいは、配列番号122の配列のタンパク質をコードする配列番号121のヌクレオチド配列(ORF17a)、あるいは、配列番号124の配列のタンパク質をコードする配列番号123のヌクレオチド配列(ORF17b)、あるいは、配列番号126の配列のタンパク質をコードする配列番号125のヌクレオチド配列(ORF17c)、あるいは、配列番号120、122、124もしくは126の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはポリケチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号119、121、123もしくは125から誘導された配列、ならびに
-配列番号128の配列のタンパク質をコードする配列番号127のヌクレオチド配列(ORF18)、あるいは、配列番号130の配列のタンパク質をコードする配列番号129のヌクレオチド配列(ORF18a)、あるいは、配列番号132の配列のタンパク質をコードする配列番号131のヌクレオチド配列(ORF18b)、あるいは、配列番号134の配列のタンパク質をコードする配列番号133のヌクレオチド配列(ORF18c)、あるいは、配列番号136の配列のタンパク質をコードする配列番号135のヌクレオチド配列(ORF18d)、あるいは、配列番号138の配列のタンパク質をコードする配列番号137のヌクレオチド配列(ORF18e)、あるいは、配列番号128、130、132、134、136もしくは138の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは非リボソームペプチド合成酵素活性およびポリケチド合成酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号127、129、131、133、135もしくは137から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号140の配列のタンパク質をコードする配列番号139のヌクレオチド配列(ORF19)、あるいは、配列番号142の配列のタンパク質をコードする配列番号141のヌクレオチド配列(ORF19a)、あるいは、配列番号144の配列のタンパク質をコードする配列番号143のヌクレオチド配列(ORF19b)、あるいは、配列番号140、142もしくは144の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはLuxR様調節因子活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号139、141もしくは143から誘導された配列、ならびに
-配列番号146の配列のタンパク質をコードする配列番号145のヌクレオチド配列(ORF20)、あるいは、配列番号148の配列のタンパク質をコードする配列番号147のヌクレオチド配列(ORF20a)、あるいは、配列番号150の配列のタンパク質をコードする配列番号149のヌクレオチド配列(ORF20b)、あるいは、配列番号146、148もしくは150の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたは4-ホスホパンテテイン基転移酵素活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号145、147もしくは149から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号152の配列のタンパク質をコードする配列番号151のヌクレオチド配列(ORF21)、あるいは、配列番号154の配列のタンパク質をコードする配列番号153のヌクレオチド配列(ORF21a)、あるいは、配列番号156の配列のタンパク質をコードする配列番号155のヌクレオチド配列(ORF21b)、あるいは、配列番号152、154もしくは156の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはトランスポザーゼのサブユニットAの活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号151、153もしくは155から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号158の配列のタンパク質をコードする配列番号157のヌクレオチド配列(ORF22)、あるいは、配列番号160の配列のタンパク質をコードする配列番号159のヌクレオチド配列(ORF22a)、あるいは、配列番号162の配列のタンパク質をコードする配列番号161のヌクレオチド配列(ORF22b)、あるいは、配列番号158、160もしくは162の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはトランスポザーゼのサブユニットBの活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号157、159もしくは161から誘導された配列、ならびに
-随意に、配列番号164の配列のタンパク質をコードする配列番号163のヌクレオチド配列(ORF23)、あるいは、配列番号166の配列のタンパク質をコードする配列番号165のヌクレオチド配列(ORF23a)、あるいは、配列番号168の配列のタンパク質をコードする配列番号167のヌクレオチド配列(ORF23b)、あるいは、配列番号164、166もしくは168の配列のタンパク質をそれぞれコードするかまたはトランスポザーゼ活性を有する誘導タンパク質をコードする、配列番号163、165もしくは167から誘導された配列、
を細胞の増殖を阻害することのできる細胞変性物質として含んでおり、該阻害は、これらの増殖細胞が上述したDNA分子を含む前記細胞と接触したときに得られるものである使用法。
IPC (13件):
C12N 15/09
, C12N 1/15
, C12N 1/21
, A61K 48/00
, A61K 38/00
, A61P 35/00
, A61P 43/00
, A61K 35/74
, A61K 36/06
, A61P 17/06
, A61P 13/08
, A61P 13/12
, A61P 3/10
FI (13件):
C12N15/00 A
, C12N1/15
, C12N1/21
, A61K48/00
, A61K37/02
, A61P35/00
, A61P43/00 105
, A61K35/74 A
, A61K35/72
, A61P17/06
, A61P13/08
, A61P13/12
, A61P3/10
Fターム (48件):
4B024AA01
, 4B024CA04
, 4B024DA05
, 4B024DA06
, 4B024DA08
, 4B024DA12
, 4B024EA03
, 4B024EA04
, 4B024EA10
, 4B024GA11
, 4B065AA26X
, 4B065AA30X
, 4B065AA46X
, 4B065AA50X
, 4B065AA72X
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA04
, 4B065CA24
, 4B065CA27
, 4B065CA44
, 4C084AA02
, 4C084BA01
, 4C084BA08
, 4C084BA22
, 4C084CA04
, 4C084CA05
, 4C084CA53
, 4C084DA27
, 4C084MA52
, 4C084MA56
, 4C084MA60
, 4C084NA14
, 4C084ZA81
, 4C084ZA89
, 4C084ZB21
, 4C084ZB26
, 4C084ZC35
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC01
, 4C087BC11
, 4C087BC22
, 4C087BC30
, 4C087BC33
, 4C087BC34
, 4C087BC35
, 4C087BC56
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
癌の治療のための製剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-070352
出願人:エラ-マシスリミテッド
引用文献:
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