特許
J-GLOBAL ID:201003079873860580

高強度熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-023970
公開番号(公開出願番号):特開2010-180446
出願日: 2009年02月04日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
【課題】補強部品等の自動車用部材として好適な、高強度で加工性にも優れ、さらには加工後の延性、靭性にも優れた、加工用高強度熱延鋼板を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.75%、Si:3.0%以下、Mn:0.5〜4.0%を含有し、P、S、Al、Nを適正範囲に含む組成の鋼素材に、仕上圧延終了温度:800°C以上とする熱間圧延を施し、該熱間圧延終了後2s以内に冷却を開始し、450°C以下の温度まで急冷して、巻取り温度:100〜400°Cとして巻き取ったのち、200〜350°Cの温度範囲で24h以上保持する。これにより、高強度で加工性にも優れた、自動車部材用高強度熱延鋼板を、とくに通常の熱延プロセスで効率よく製造することができる。かかる熱延鋼板は、加工後の延性も高く、加工後に部品として衝撃吸収エネルギーが高く、自動車用部材である補強部品用として好適な熱延鋼板であり、工業的利用価値が高い。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.20〜0.75%、 Si:3.0%以下、 Mn:0.5〜4.0%、 P:0.03%以下、 S:0.02%以下、 Al:0.06%以下、 N:0.006%以下 を含み、さらにCr:0.1〜5.0%、Mo:0.1〜2.0%のうちから選ばれた1種又は2種を合計で下記(1)式を満足する範囲で含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、体積率で、5〜40%の残留オーステナイト相と、50〜95%のベイナイト相と、さらに10%以下(0%を含む)のその他の相とからなる組織とを有し、引張強さTSが1470MPa以上、強度・延性バランスTS×Elが20000 MPa%以上を有することを特徴とする高強度熱延鋼板。 記 (Cr+2.5Mo)≦5.0 ....(1) ここで、Cr、Mo:各元素の含有量(質量%)、
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46
FI (4件):
C22C38/00 301W ,  C22C38/22 ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 T
Fターム (16件):
4K037EA01 ,  4K037EA06 ,  4K037EA07 ,  4K037EA10 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EA21 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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