特許
J-GLOBAL ID:201003080091813904
前後輪駆動車両のエンジン始動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
池田 治幸
, 池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-062042
公開番号(公開出願番号):特開2010-215038
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】電気式差動部の第1モータジェネレータMG1によりエンジンを回転駆動して始動する際の反力によって生じる駆動トルク変動を、後輪側の動力伝達経路に連結された第2モータジェネレータMG2を利用して適切に抑制できるようにする。【解決手段】前後輪動力分配装置14の3つの回転要素(CS、CCA、CR)の中の2つの回転要素(CS、CR)を連結可能なクラッチCLが設けられ、MG1によりエンジン20を回転駆動して始動する際にクラッチCLが係合させられることにより、MG2によって反力を適切に受け止めて駆動トルク変動を抑制できる。クラッチCLを係合させると、前後輪44、34の差動が制限されてタイトコーナーブレーキング現象等が生じる可能性があるが、舵角Φが所定以上の場合はエンジン20の始動を中止するため、エンジン20の始動制御に起因して旋回走行時にタイトコーナーブレーキング現象等が発生することが防止される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
差動機構の回転要素に動力伝達可能に連結された第1回転機の運転状態が制御されることにより、差動入力部材の回転速度と差動出力部材の回転速度との差動状態が制御される電気式差動部と、
前記差動入力部材に動力伝達可能に連結されたエンジンと、
入力回転要素、前後輪の一方の第1車輪に作動的に連結された第1出力回転要素、および前後輪の他方の第2車輪に作動的に連結された第2出力回転要素の3つの回転要素から成り、前記差動出力部材から該入力回転要素に入力された動力を該第1出力回転要素と該第2出力回転要素とに分配する前後輪動力分配装置と、
前記第1出力回転要素と前記第1車輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に連結された第2回転機と、
を有する前後輪駆動車両のエンジン始動制御装置において、
前記前後輪動力分配装置の3つの回転要素の何れか2つを相対回転不能に連結可能な係合装置を有し、前記第1回転機により前記エンジンを回転駆動して始動する際に該係合装置を係合させる
ことを特徴とする前後輪駆動車両のエンジン始動制御装置。
IPC (10件):
B60W 10/10
, B60W 20/00
, B60W 10/06
, B60W 10/08
, B60K 6/365
, B60K 6/445
, B60K 6/52
, F02D 29/02
, B60K 17/346
, B60K 17/356
FI (11件):
B60K6/20 350
, B60K6/20 310
, B60K6/20 320
, B60K6/20 400
, B60K6/365
, B60K6/445
, B60K6/52
, F02D29/02 D
, F02D29/02 321B
, B60K17/346 B
, B60K17/356 B
Fターム (21件):
3D043AB17
, 3D043CA17
, 3D043EA02
, 3D043EA05
, 3D043EA23
, 3D043EA25
, 3D043EA43
, 3D043EA45
, 3D043EE02
, 3D043EE12
, 3D043EF12
, 3G093AA03
, 3G093AA05
, 3G093AA07
, 3G093BA02
, 3G093BA21
, 3G093CA02
, 3G093CB09
, 3G093DA12
, 3G093EB01
, 3G093EC02
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