特許
J-GLOBAL ID:201003080488573438

浸透圧熱エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鮫島 睦 ,  田村 恭生 ,  玄番 佐奈恵
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-536297
公開番号(公開出願番号):特表2010-509540
出願日: 2007年11月08日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
半透膜を用いて浸透圧を電力に変換する、熱エネルギを機械的な仕事に変換する方法。浸透圧熱エンジン(OHE)として知られている、閉じたサイクルの圧力遅延浸透圧(PRO)プロセスが、高濃度のアンモニア-二酸化炭素透過側溶液を使用して、水圧勾配に抗して半透膜を通過する水流束を生成する高浸透圧を生成する。増加した透過側溶液の体積がタービンにて減圧することにより、電力を生成する。プロセスは、希釈された透過側溶液を、再濃縮された透過側溶液と脱イオン化された作動流体とに分離し、ともに浸透圧熱エンジンにて再利用することによって、安定した状態の動作に維持される。
請求項(抜粋):
アンモニア-二酸化炭素浸透圧熱エンジンを用いて発電する方法であって、 a)半透膜の第一サイドにおいて、アンモニアおよび二酸化炭素を含む高濃度の透過側溶液を、その浸透圧よりも低い水圧に加圧する工程; b)半透膜の他方のサイドに、ほぼ脱イオン化された水を含む希薄な作動流体を導入する工程; c)希薄な作動流体の一部を、半透膜を通過させて、加圧された透過側溶液内に流動させて、透過側溶液の体積を膨張させる水流束を生成する工程; d)膨張した体積の透過側溶液の流れから、タービンにより、電力を生成する工程;および e)膨張した体積の透過側溶液を、蒸留塔によって適切な温度および圧力にて処理して、透過側溶液から溶質を分離し、それにより、システムで再利用する新しい透過側溶液ストリームおよび作動流体ストリームを生成する工程 を含む方法。
IPC (4件):
F01K 25/00 ,  B01D 61/06 ,  B01D 3/14 ,  F01K 25/10
FI (7件):
F01K25/00 E ,  B01D61/06 ,  B01D3/14 A ,  F01K25/10 U ,  F01K25/10 D ,  F01K25/10 E ,  F01K25/10 F
Fターム (33件):
3G081BA02 ,  3G081BB07 ,  4D006GA14 ,  4D006HA41 ,  4D006JA53A ,  4D006KA01 ,  4D006KA16 ,  4D006KA72 ,  4D006KB18 ,  4D006KE03R ,  4D006KE08R ,  4D006KE12R ,  4D006KE13R ,  4D006KE30R ,  4D006MA03 ,  4D006MA06 ,  4D006MA25 ,  4D006MC18 ,  4D006PA10 ,  4D006PB02 ,  4D006PC80 ,  4D076AA24 ,  4D076BB04 ,  4D076DA21 ,  4D076DA37 ,  4D076EA05Z ,  4D076EA06Z ,  4D076EA12Z ,  4D076EA20Z ,  4D076FA02 ,  4D076FA04 ,  4D076FA19 ,  4D076HA20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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