特許

J-GLOBAL ID：201003080653592612

核種分離処理方法およびシステム

発明者： 金子 昌章 ,  春口 佳子 ,  村田 栄一 ,  山下 雄生 ,  三倉 通孝 ,  小畑 政道 ,  堀本 太一
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (5件)： 須山 佐一 ,  須山 英明 ,  川原 行雄 ,  山下 聡 ,  熊井 寛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-035842
公開番号（公開出願番号）：特開2010-190749
出願日： 2009年02月18日
公開日（公表日）： 2010年09月02日
要約：

【課題】操作が容易で、核種除去のさらなる向上を図ることが可能な核種分離処理方法とシステムを提供する。【解決手段】炉水浄化系に用いられたイオン交換樹脂の高温高圧水による処理廃液に、鉄イオンの投入・pHの制御によってCo、Niなどを鉄共沈降物として生成させ、かかる共沈降物に沈降性を付加するために磁性粉を投入する。その後、上澄みと共沈降物とを固液分離する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

放射性廃液中の放射性核種を分離処理する方法において、 前記放射性廃液中の鉄イオンまたは添加された鉄イオンを、前記放射性廃液のpHを9〜12の範囲内に調整することにより前記放射性核種を伴って沈降物として生成させる沈降物生成工程と、 前記沈降物の生成された前記放射性廃液に、磁性粉からなる凝集剤を添加して前記沈降物に沈降性を付加する凝集剤添加工程と、 前記凝集剤の添加された前記放射性廃液を前記沈降物と上澄みとに固液分離する固液分離工程と を具備することを特徴とする核種分離処理方法。

IPC (2件)：

G21F 9/10 ,  G21F 9/06

FI (4件)：

G21F9/10 A ,  G21F9/06 G ,  G21F9/10 E ,  G21F9/06 531