特許
J-GLOBAL ID：201003081234909688
トナー
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (2件)：
渡辺 敬介
, 山口 芳広
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-003096
公開番号（公開出願番号）：特開2010-160365
出願日： 2009年01月09日
公開日（公表日）： 2010年07月22日
要約：
【課題】優れた低温定着性を有し、耐熱保存性にも優れ、長期にわたる使用においても離型剤の染み出しによる各部材の汚染が起こりにくく、画質の低下が起こりにくいトナーを提供する。【解決手段】結着樹脂と着色剤と離型剤を含有する芯粒子の表面に被覆層が形成されているコアシェル構造を有するトナー粒子を有するトナーであって、 該芯粒子のガラス転移温度Tg1(°C)が20乃至55°Cであり、該被覆層のガラス転移温度Tg2(°C)が60乃至100°Cであり、 該トナー粒子を加熱処理したときのメタノール/水混合溶媒に対する濡れ性試験における、光の透過率が50%になるときのメタノール濃度の変化量(%)が特定の条件を満足することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項（抜粋）：
結着樹脂と着色剤と離型剤を少なくとも含有する芯粒子の表面に被覆層が形成されているコアシェル構造を有するトナー粒子を有するトナーであって、
該芯粒子のガラス転移温度Tg1(°C)が20乃至55°Cであり、該被覆層のガラス転移温度Tg2(°C)が60乃至100°Cであり、
該トナー粒子のメタノール/水混合溶媒に対する濡れ性試験において、温度25.0°Cの条件下で測定した光の透過率が50%になるときのメタノール濃度Vini(体積%)が0.5乃至20.0%であり、
該トナー粒子を温度35.0乃至60.0°Cの範囲で、温度2.5°Cごとの温度条件下で3日間加熱処理した後に温度25.0°Cの条件下で、メタノール/水混合溶媒に対する濡れ性試験における光の透過率が50%になるときのメタノール濃度V35.0、V37.5、V40.0、V42.5、V45.0、V47.5、V50.0、V52.5、V55.0、V57.5、V60.0(体積%)を測定し、
各温度におけるメタノール濃度V35.0乃至V60.0からメタノール濃度Viniを差し引いて変化量を求め、各変化量を、縦軸が該変化量であり、横軸が加熱処理温度である座標にプロットし、各プロットを直線で結ぶことにより形成したグラフにおいて、
変化量が10%となるときの温度をT10(°C)とし、変化量が30%となるときの温度をT30(°C)としたとき、
T10(°C)及びT30(°C)が以下の関係式(1)及び(2)
(1) T10(°C)>Tg1(°C)
(2) T30(°C)-T10(°C)<5.0(°C)
を満足することを特徴とするトナー。
IPC (2件)：
FI (4件)：
G03G9/08 311
, G03G9/08 365
, G03G9/08
, G03G9/08 384
2H005AA06
, 2H005AA12
, 2H005AA13
, 2H005AB06
, 2H005AB07
, 2H005CA14
, 2H005EA03
, 2H005EA07
, 2H005EA10
