特許
J-GLOBAL ID:201003081757686844

車両用動力伝達装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-095022
公開番号(公開出願番号):特開2010-241378
出願日: 2009年04月09日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】電気式差動部と変速部とを備える車両用動力伝達装置において、変速部の変速に際してドライバビリティを向上する。【解決手段】エンジン回転速度NE(エンジン動作点)を目標値とするように第1電動機M1のトルク制御を実行するエンジン運転状態であるエンジンモータリング運転時やエンジン負荷運転時においては、自動変速部20の入力トルクの変動を抑制するように第2電動機M2のトルク制御が実行されることで、第1電動機M1のトルク制御を実行しないエンジン運転状態であるエンジン自律運転時やエンジン停止運転時と比較して自動変速部20のコーストダウンシフトの進行が遅くなる可能性があることに対して、自動変速部20のコーストダウン変速過程における係合側係合圧が増加させられるので、エンジン自律運転時やエンジン停止運転時と同等の変速進行(変速応答性)を確保することが可能になる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
エンジンに動力伝達可能に連結された差動機構と該差動機構に動力伝達可能に連結された差動用電動機とを有し該差動用電動機の運転状態が制御されることにより該差動機構の差動状態が制御される電気式差動部と、前記電気式差動部から駆動輪への動力伝達経路に動力伝達可能に連結された走行用電動機と、前記電気式差動部の出力側回転部材に直列的に連結されて前記電気式差動部から前記駆動輪への動力伝達経路の一部を構成する変速部とを備える車両用動力伝達装置の制御装置であって、 前記エンジンの運転状態に応じた前記差動用電動機のトルク制御を実行し、前記変速部の変速時には前記差動用電動機のトルク制御の実行状況に応じて該変速部の入力トルクの変動を抑制するように前記走行用電動機のトルク制御を実行するものであり、 前記差動用電動機のトルク制御を実行する前記エンジンの運転状態においては、前記差動用電動機のトルク制御を実行しない前記エンジンの運転状態と比較して、前記変速部の変速過程における係合側係合圧を増加させることを特徴とする車両用動力伝達装置の制御装置。
IPC (7件):
B60W 10/10 ,  B60W 20/00 ,  B60K 6/547 ,  B60K 6/445 ,  B60W 10/08 ,  F16H 61/02 ,  F16H 63/40
FI (7件):
B60K6/20 350 ,  B60K6/547 ,  B60K6/445 ,  B60K6/20 320 ,  B60K6/20 400 ,  F16H61/02 ,  F16H63/40
Fターム (14件):
3J552MA02 ,  3J552NA01 ,  3J552NB08 ,  3J552PA32 ,  3J552PA70 ,  3J552RA02 ,  3J552RA09 ,  3J552SA07 ,  3J552TB03 ,  3J552UA08 ,  3J552VA48W ,  3J552VB10W ,  3J552VC02W ,  3J552VC07W

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