特許
J-GLOBAL ID:201003081858762584

水田用水位設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉井 剛 ,  吉井 雅栄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-190234
公開番号(公開出願番号):特開2010-022324
出願日: 2008年07月23日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】水田を一時的に雨水を貯蔵してダム化し、河川に流れ込む雨水を抑制し、下流域の急激な水位上昇を抑えることができる水田用水位設定装置を提供すること。【解決手段】水田用水位設定装置であって、水田排水部に連結する取付管に本体筒部を連結する構成とし、本体筒部2を取付管6に対して昇降自在若しくは本体筒部2を前記取付管6に対して昇降自在となる可動管9を有する構成とし、本体筒部2の上部に限界排水口部7を設け、限界排水口部7より下方の周面に限界排水口部7より小さい周面排水口部8を設け、この周面排水口部若しくは限界排水口部を上部排水口部として設けて、雨水を周面排水口部8より排水して水位Sを保持し、雨水の増水量が周面排水口部8からの排水量を超えると水位Sが上昇して、限界排水口部7に達するまでの増水量が水田1に貯水されるように構成した水田用水位設定装置。【選択図】図4
請求項(抜粋):
水田に排水筒として立設して、水田の水が上部排水口部から導入し下部排水口部からこれに連通する水田の水田排水部へと排水し、前記上部排水口部の高さ設定により水田の水位を設定する水田用水位設定装置であって、前記水田排水部に連結する取付管に本体筒部を連結する構成とし、この本体筒部を取付管に対して昇降自在若しくは本体筒部を前記取付管に対して昇降自在となる可動管を有する構成とし、この本体筒部の上部に限界排水口部を設け、前記限界排水口部より下方の周面に前記限界排水口部より小さい周面排水口部を設け、この周面排水口部若しくは前記限界排水口部を前記上部排水口部として設けて、雨水で増水する水田の水を前記周面排水口部より排水して水田の水位を保持し、この雨水による水田の増水量が前記周面排水口部からの排水量を超えると水田の水位が上昇して、前記限界排水口部より排水される水位に達するまでの増水量が水田に貯水されるように構成したことを特徴とする水田用水位設定装置。
IPC (1件):
A01G 25/00
FI (1件):
A01G25/00 501Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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