特許
J-GLOBAL ID:201003082526657171
工作機械及び工作機械の工具交換処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
益田 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-084232
公開番号(公開出願番号):特開2010-234472
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】洗浄液の無駄な循環を防いで洗浄液の劣化を抑制する。【解決手段】主軸ヘッド6と、Z軸移動装置5と、工具ホルダ75を保持する工具保持部38Aを周方向複数箇所に備えた工具マガジン8、及びマガジンモータ46を有し、主軸ヘッド6と工具保持部38Aとの間で工具ホルダ75を授受可能な自動工具交換装置2と、工具交換時に主軸ヘッド6に新たに装着する工具ホルダ75Bを洗浄する洗浄液を噴出する洗浄ノズル81、及び洗浄液回路82とを備えた工作機械1において、洗浄ノズル81に対する洗浄液の供給を開始した後、キーボード130で早送りオーバーライドを指示した場合には、洗浄ノズル81に対する洗浄液の供給を停止し、その後、工具マガジン8の回転駆動が終了し、主軸ヘッド6がATC原点からZ軸原点へと移動を開始したときに、洗浄ノズル81に対する洗浄液の供給を再開するよう制御する。【選択図】図14
請求項(抜粋):
工具を保持する工具係合部を備えた主軸を回転駆動可能に支持する主軸ヘッドと、
前記主軸ヘッドを上下方向に移動させ、前記工具による切削加工時の位置決め基準となる加工基準位置と、前記工具の交換時の位置決め基準となる交換基準位置とに、位置決め可能な上下移動機構と、
前記工具を取り付けた工具ホルダを保持する工具保持部を周方向複数箇所に備えた回転型マガジン、及び、前記主軸ヘッドが前記交換基準位置に位置するときに前記回転型マガジンを前記周方向に回転駆動するためのマガジン駆動手段を有し、前記主軸ヘッドが前記加工基準位置から前記交換基準位置に移動する間に、前記主軸の前記工具係合部と前記回転型マガジンの前記工具保持部との間で、前記工具を授受可能な工具交換機構と、
前記工具交換機構による前記工具交換時に、前記主軸の前記工具係合部に新たに装着する工具を洗浄する洗浄液を噴出する洗浄ノズル、及び、前記洗浄ノズルに対し前記洗浄液を供給する洗浄液供給手段を有する洗浄機構と、
所望の加工を施すための加工プログラムで指定した速度よりも遅い速度で順次実行する早送りオーバーライドを指示可能な操作手段と
を備えた工作機械において、
前記洗浄ノズルに対する洗浄液の供給を開始した後、前記操作手段が前記早送りオーバーライドを指示した場合には、前記洗浄ノズルに対する前記洗浄液の供給を停止し、その後、前記回転型マガジンの回転駆動が終了し、前記主軸ヘッドが前記交換基準位置から前記加工基準位置へと移動を開始したときに、前記洗浄ノズルに対する洗浄液の供給を再開するように、前記洗浄液供給手段を制御する供給制御手段を備える
ことを特徴とする工作機械。
IPC (2件):
FI (2件):
B23Q3/155 G
, B23Q3/157 A
Fターム (7件):
3C002AA03
, 3C002BB01
, 3C002DD13
, 3C002GG03
, 3C002HH09
, 3C002KK01
, 3C002LL01
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