特許
J-GLOBAL ID:201003082658347538

ミリ波撮像装置およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-136439
公開番号(公開出願番号):特開2010-281737
出願日: 2009年06月05日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】複数のミリ波センサを用いて被写体を撮像するミリ波撮像装置において、ミリ波センサ毎の特性のばらつきによって撮像画像が不鮮明になるのを防止する。 【解決手段】ラインセンサに被写体像を撮像させるのに先立ち、基準となるミリ波を放射するミリ波放射部からのミリ波を受信する準備段階を経て(s110〜s150)、実際に被写体像を撮像する撮像段階へと移行する(s170〜)。準備段階では、ミリ波放射部からのミリ波に基づいてミリ波センサそれぞれの検出値に対する補正値を設定しておき(s150)、撮像段階で被写体像の撮像を開始した以降は、撮像に際してミリ波センサそれぞれに検出される検出値が設定済み補正値で補正される(s190)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
被写体から放射されるミリ波を取り込んで被写体像を結像させるレンズアンテナと、 前記レンズアンテナに取り込まれたミリ波が被写体像を結像する結像領域において、複数のミリ波センサが一列に配置されてなり、該ミリ波センサそれぞれにより受信されたミリ波により一列分の被写体像を撮像するラインセンサと、 前記レンズアンテナに取り込まれたミリ波を反射させて前記ラインセンサへと導く反射面を有するリフレクタと、 前記リフレクタの反射面で反射したミリ波による被写体像の結像領域を、前記ミリ波センサの配置された方向と交差する方向に沿って変位させるべく、前記反射面による反射角を順次変更させることにより、前記ラインセンサに被写体像を一列ずつ順に撮像させる反射角変更手段と、 前記ラインセンサにより順に撮像された一列分の被写体像それぞれからなる画像を被写体像として生成する画像生成手段と、 前記レンズアンテナに取り込まれたミリ波が前記リフレクタの反射面に到達する経路の外に配置され、該配置された位置から前記リフレクタに向けて基準となるミリ波を放射するミリ波放射部と、を備えており、 前記反射角変更手段は、前記ラインセンサに被写体像を撮像させるのに先立ち、前記レンズアンテナに取り込まれたミリ波による被写体像の結像領域が、前記ミリ波センサの配置された領域に重複せず、かつ、前記ミリ波放射部から放射されるミリ波により結像する像の領域が前記ミリ波センサの配置された領域に重複するまで前記反射角を変更させる準備段階を経た後、前記結像領域を変位させるべく前記反射面による反射角を順次変更させる撮像段階へ移行することにより、前記ラインセンサに被写体像を一列ずつ順に撮像させて、 さらに、 前記準備段階において、前記ミリ波センサそれぞれに検出された検出値のいずれか,または,検出値全ての平均値を基準検出値とし、前記ミリ波センサそれぞれに検出された検出値と前記基準検出値との誤差を、そのミリ波センサの検出値に対する補正値として設定する補正値設定手段と、 前記撮像段階において、前記ラインセンサにより一列分の被写体像が撮像される毎に、該被写体像を構成する前記ミリ波センサそれぞれの検出値を、該ミリ波センサに対する補正値として前記補正値設定手段により設定された補正値により補正する検出値補正手段と、を備えている ことを特徴とするミリ波撮像装置。
IPC (2件):
G01S 13/89 ,  G01S 7/03
FI (4件):
G01S13/89 ,  G01S7/03 C ,  G01S7/03 D ,  G01S7/03 Q
Fターム (8件):
5J070AA02 ,  5J070AB24 ,  5J070AE09 ,  5J070AH33 ,  5J070AK04 ,  5J070AK14 ,  5J070AK22 ,  5J070BE01

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