特許
J-GLOBAL ID:201003082779262955

膜分離装置、膜分離装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 熊谷 隆 ,  高木 裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-231159
公開番号(公開出願番号):特開2010-063976
出願日: 2008年09月09日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】高い効率で逆浸透膜カートリッジから排出された高圧濃縮水が有するエネルギーを回収でき、膜分離装置の全体の消費電力量を最適に、且つ要求された希薄水の流量を、適切な水質を確保しつつ最適な制御で安定して供給できる膜分離装置及びその運転方法を提供すること。【解決手段】容積形エネルギー回収装置5を用い、容積形エネルギー回収装置5で加圧された原水を高圧ライン10を流れる高圧原水に合流させる供給海水バイパスライン15と、ブースタポンプ6と、温度センサ43と、供給原水流量を制御する制御装置7を設け、制御装置7は、温度センサ43で検出された原水の温度、逆浸透膜カートリッジ4の逆浸透膜4aの温度に対する膜特性、原水中の溶質濃度と逆浸透圧の関係、高圧ポンプ3及びブースタポンプ6の性能曲線の関係を用いて設定流量値の希薄水流量Q1が得られるように逆浸透膜カートリッジ4に供給する原水流量を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
供給された原水を加圧する高圧ポンプと、逆浸透膜カートリッジと、前記逆浸透膜カートリッジより濃縮水側下流に配置したエネルギー回収手段とを備え、前記高圧ポンプで加圧された高圧原水を前記逆浸透膜カートリッジに導入し、希薄水と濃縮水に分離する膜分離装置において、 前記エネルギー回収手段として前記逆浸透膜カートリッジより排出される濃縮水を導入し、前記供給される原水の一部を加圧する容積形エネルギー回収装置を用い、 前記容積形エネルギー回収装置で加圧された原水を前記高圧ポンプと前記逆浸透膜カートリッジを接続する高圧ラインを流れる高圧原水に合流させるバイパスラインと、 前記バイパスラインの途中に設けられ該バイパス配管中を流れる原水を加圧するブースタポンプと、 前記逆浸透膜カートリッジに供給される原水の温度を検出する原水温度センサと、 前記逆浸透膜カートリッジに供給される原水流量を制御する原水流量制御手段を設け、 前記原水流量制御手段は、前記原水温度センサで検出された原水の温度、前記逆浸透膜カートリッジの逆浸透膜の温度に対する膜特性、原水中の溶質濃度と逆浸透圧の関係、前記高圧ポンプ及びブースタポンプの性能曲線の関係を用いて設定された所定の希薄水流量が得られるように前記逆浸透膜カートリッジに供給される原水流量を制御することを特徴とする膜分離装置。
IPC (4件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/06 ,  B01D 61/08 ,  B01D 61/12
FI (5件):
C02F1/44 A ,  C02F1/44 D ,  B01D61/06 ,  B01D61/08 ,  B01D61/12
Fターム (14件):
4D006GA03 ,  4D006JA53Z ,  4D006JA59Z ,  4D006JA63Z ,  4D006KA14 ,  4D006KE02Q ,  4D006KE07P ,  4D006KE12P ,  4D006KE16P ,  4D006KE22Q ,  4D006KE23Q ,  4D006MB02 ,  4D006PA01 ,  4D006PB03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-189910号公報
  • 特開昭59-199004号公報
  • 国際公開第1985/001221号

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