特許
J-GLOBAL ID:201003083010037840

昇圧チョッパ回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-307971
公開番号(公開出願番号):特開2010-115099
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】スイッチ素子のスイッチング電流の立ち上がり勾配をなだらかにして、スイッチ素子のターンオン損失とダイオードの逆電流特性損失の軽減を図る。スイッチ素子のターンオフでは、低損失スナバ回路によるゼロ電圧ターンオフを図り、昇圧チョッパ回路の効率の向上を図る。【解決手段】ゼロ電圧ターンオフとするため、スイッチ素子Q1のオン時に、コンデンサC2のエネルギーを直列共振動作によりC3に移動させ、ターンオフ時に、余分な蓄積磁気エネルギーを、コンデンサC2に吸収させ、トランスT1とダイオードD5を介して、コンデンサC3を平滑コンデンサC1と負荷RLへ放電させる。スイッチ素子Qのスイッチング電流の立ち上がり勾配をなだらかにするために、昇圧リアクトルL1の主巻線1Aに巻上げ巻線1Bを設け、リアクトルL2をスイッチ素子Q1のオフ期間に、磁気エネルギーを蓄積させ、ターンオンの際に放出させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力電源と昇圧リアクトルとスイッチ素子と第1のダイオードと平滑コンデンサと、前記スイッチ素子の制御端子に接続された発振制御回路を備えた、昇圧チョッパ回路において、前記昇圧リアクトルの主巻線に磁気結合された巻上げ巻線を設け、主巻線と巻上げ巻線の接続点から、第2のダイオードを介して前記平滑コンデンサの正極側に接続する。前記昇圧リアクトルの巻上げ巻線の別の端子と前記スイッチ素子の高圧側端子の接続点から第1のダイオードと第1のリアクトルからなる直列回路を、前記平滑コンデンサの正極側へ接続することにより、前記スイッチ素子のターンオン時のスイッチング電流の立ち上がり勾配をなだらかにして、スイッチ素子の損失の低減と、前記第1と第2のダイオードの逆電流特性損失を低減することを特徴とする昇圧チョッパ回路。
IPC (2件):
H02M 3/155 ,  H02M 7/12
FI (4件):
H02M3/155 F ,  H02M3/155 S ,  H02M3/155 R ,  H02M7/12 Q
Fターム (15件):
5H006AA01 ,  5H006AA02 ,  5H006CA02 ,  5H006CB01 ,  5H006CC08 ,  5H730AA02 ,  5H730AA14 ,  5H730AA18 ,  5H730AS01 ,  5H730AS04 ,  5H730BB14 ,  5H730CC01 ,  5H730DD04 ,  5H730DD41 ,  5H730FG01

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