特許
J-GLOBAL ID:201003083035222480

自動車エンジンのLPG燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 克彦 ,  橋本 京子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-313119
公開番号(公開出願番号):特開2010-138707
出願日: 2008年12月09日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】エンジンルーム内の燃料経路の加熱によるLPGの温度上昇を抑えて燃料供給圧力を低めに設定可能とすることにより、燃料ポンプの負担並びに燃費の向上等を図る。【解決手段】燃料分配器4の外壁を燃料ホース3の接続口31を含む2つの開口71,72を有する二重壁として第1の空隙7を形成し、開口71に外管81の基端が接続されて燃料ホース3との間に第2の空隙8を形成するとともにもう一方の開口72には先端部に車体2の前部21に開口させた空気取入口101を形成した空気導入管10を接続し、空気取入口101から導入させた外気を燃料分配器4の外壁71,72との間に形成した第1の空隙7およびこの第1の空隙7に連通する燃料ポンプの外管との間に形成される第2の空隙8へと送り、燃料ホース3の周囲に配置した外管81の先端に形成した第2の空隙8に連通する空気排出口111から排出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車体に搭載した燃料タンクに貯留したLPG燃料を電動式の燃料ポンプにより加圧することで所定圧力に調整して燃料ホースによりエンジンルーム内のエンジンに配置した燃料噴射弁を有する燃料分配器に送り前記燃料噴射弁からエンジン内に噴射させる自動車エンジンのLPG燃料供給装置において、前記燃料分配器の外壁を少なくとも前記燃料ホースの接続口を含む2つの開口を有する二重壁として第1の空隙を形成し、前記第1の空隙における燃料ホースの接続口を含む開口に前記燃料ホースのエンジンルームに配置された部分の周囲に配置した外管の基端が接続されて前記燃料ホースとの間に第2の空隙を形成するとともに前記もう一方の開口には先端部にエンジンルームを貫通して車体前部に開口させた空気取入口を形成した空気導入管が接続されており、前記空気取入口から導入させた外気を燃料分配器の外壁との間に形成した第1の空隙およびこの第1の空隙に連通する燃料ポンプの外管との間に形成される第2の空隙へと送り、前記燃料ホースの周囲に配置した外管の先端に形成した前記第2の空隙に連通する空気排出口から排出することにより、前記燃料分配器および燃料ホース内に供給されるLPG燃料を冷却することによりエンジンルーム内の環境温度によるLPG燃料の気化を防止することを特徴とする自動車エンジンのLPG燃料供給装置。
IPC (2件):
F02M 21/02 ,  F02M 31/20
FI (5件):
F02M21/02 U ,  F02M21/02 L ,  F02M21/02 301R ,  F02M31/20 E ,  F02M31/20 L
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開昭59-82556号公報
  • 特開昭59-108855号公報
  • 実願昭60-21997号(実開昭61-138860号)のマイクロフイルム
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