特許
J-GLOBAL ID:201003083065037148

冷却塔ファン制御装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-043069
公開番号(公開出願番号):特開2010-196988
出願日: 2009年02月25日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】冷却塔ファンの電力消費量と冷凍機の運転効率の向上との両面で冷却塔出口温度設定値を最適化する。【解決手段】冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’を上限温度設定値TCHLIMと下限温度設定値TCLLIMとの間で変えながら、冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’と冷凍機の現在の負荷熱量とに基づいて冷凍機の使用エネルギー量Eaを演算し、冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’と現在の外気条件と現在の冷却塔からの冷却水の出口温度および入口温度とに基づいて冷却塔のファンの使用エネルギー量Ebを演算する、冷却水ポンプの使用エネルギーEcは固定値とする。ΣE=Ea+Eb+Ecを求め、エネルギー換算係数Kを乗じ、合計使用エネルギー量E(E=ΣE×K)とする。このようにして求めた冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’毎の合計使用エネルギー量Eの中からEが最小となる候補値TCsp’を冷却塔出口温度設定値の最適値TCspとする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
冷却塔からの冷凍機への冷却水の温度を当該冷却水に対して定められる冷却塔出口温度設定値とするように前記冷却塔のファンの運転を制御する冷却塔ファン制御装置において、 前記冷却塔からの冷凍機への冷却水の温度の変化に関与するパラメータに対して定められる上限値と下限値とを記憶する上下限値記憶手段と、 前記パラメータの値を候補値として前記上限値と前記下限値との間で変えながらそのパラメータの候補値と前記冷凍機の現在の負荷熱量とに基づいて前記冷凍機の使用エネルギー量を演算する冷凍機使用エネルギー量演算手段と、 前記パラメータの候補値を前記上限値と前記下限値との間で変えながらそのパラメータの候補値と現在の外気条件と現在の前記冷却塔からの冷却水の出口温度および入口温度とに基づいて前記冷却塔のファンの使用エネルギー量を演算する冷却塔ファン使用エネルギー量演算手段と、 前記パラメータの候補値毎に演算された前記冷凍機の使用エネルギー量と前記冷却塔のファンの使用エネルギー量との合計値の各々を合計使用エネルギー量として記憶する合計使用エネルギー量記憶手段と、 前記パラメータの候補値毎に記憶された前記合計使用エネルギー量の中からその合計使用エネルギー量が最小となる前記パラメータの候補値に基づいて前記冷却塔出口温度設定値の最適値を決定する冷却塔出口温度最適値決定手段と を備えることを特徴とする冷却塔ファン制御装置。
IPC (1件):
F28B 11/00
FI (1件):
F28B11/00
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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