特許
J-GLOBAL ID:201003083181003382

ビット接続具の接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂野 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-288852
公開番号(公開出願番号):特開2010-046787
出願日: 2008年11月11日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】ビット接続具を電動回転工具の6角軸ドライバービットに装着及び離脱するに際し、いずれも1つの方向への1つの動作により実現すること。【解決手段】筒状本体部11とその根元側に外嵌された操作筒体20からなる。筒状本体部11のビット受容孔18の根元側半径方向に貫通孔14を設け、その内部に鋼球15を設備する。操作筒体20内壁面にはその鋼球15に対応して環状凹部24を設ける。操作筒体20の先端側にも貫通孔26を設け、その内部に鋼球25を配置し、その外周に環状板バネ27を配備する。その鋼球25に対応する筒状本体部11には2つの環状凹所16を設け、この環状凹所16に鋼球25が適合して、操作筒体20がその長手方向に往復動できる。これにより同一方向への1つの動作で、ビット接続具10が電動回転工具のドライバービットに装着され且つ離脱される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インパクトドライバーや電動ドリルドライバー等の電動回転工具に装着された横断面6角形状のドライバービットの先端部に着脱自在に取り付けることができるビット接続具であって、 このビット接続具は、筒状本体部とその根元部外周に外嵌された操作筒体とからなり、 筒状本体部の根元部には前記ドライバービットを挿入できる横断面6角形状のビット受容孔が設けられ、その先端部にはドリルビットやドライバービット等の所望のビットを装着することができ、 操作筒体は、前記筒状本体部の根元部外周でその長手方向に往復移動でき、その内周面には環状凹部が形成され、 筒状本体部にはその半径方向で上記ビット受容孔に通じる少なくとも1つの貫通孔が形成され、 この貫通孔内にはストッパー用ボールが配備され、その半径方向に出没することができ、 筒状本体部の根元部のビット受容孔に前記ドライバービットの先端部を挿入させると共に、操作筒体を根元部側に移動させることによって、筒状本体部の貫通孔内に配備された上記ストッパー用ボールが操作筒体内面の環状凹部内に移動することにより、前記ドライバービットの進入阻止が解除されて、当該ビットをビット受容孔内に挿入させることができ、 挿入後は操作筒体が相対的に先端部側に移行することによりストッパー用ボールが貫通孔内でビット受容孔中心側に移動してビット受容孔壁面から突出することにより、前記ドライバービットに設けられている環状溝内に適合して、当該ビットに固定されるビット接続具の接続構造において、 筒状本体部(11)の根元部側に2つの環状凹所(16, 16)を設け、この環状凹所(16, 16)に対応する操作筒体(20)の壁面に少なくとも1個の貫通穴(26)を設け、この貫通穴(26)内には半径方向に移動するストッパー用球体(25)を配備し、貫通穴(26)の外周には環状押圧バネ(27)を配備し、 これにより、操作筒体(20)を長手方向に往復移動させることにより、上記環状押圧バネ(27)の伸縮動作により、上記ストッパー用球体(25)が半径方向に付勢された状態で、上記2つの環状凹所(16, 16)のそれぞれにストッパー用球体(25)が適合して操作筒体の長手方向の移動ストロークを規定し、操作筒体(20)が筒状本体部(11)の根元側で長手方向に往復移動でき、 操作筒体(20)を根本側に移行する1つの動作により、上記電動回転工具に装着されたドライバービットにビット接続具を装着、固定することができ、 逆に操作筒体(20)を先端側に移行する1つの動作により、上記電動回転工具のドライバービットに装着されたビット接続具を離脱できることを特徴とするビット接続具の接続構造。
IPC (1件):
B25B 21/00
FI (1件):
B25B21/00 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ビット接続具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-077626   出願人:林三郎

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