特許
J-GLOBAL ID:201003084279713171

溶接継手の疲労特性改善打撃処理方法及びその疲労特性改善打撃処理装置並びに耐疲労特性に優れた溶接構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  棚井 澄雄 ,  増井 裕士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-193867
公開番号(公開出願番号):特開2010-029897
出願日: 2008年07月28日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】溶接継手の疲労特性改善打撃処理方法及びその疲労特性改善打撃処理装置並びに耐疲労特性に優れた溶接構造物を提供する。【解決手段】先端曲率半径Rが金属材料11の厚さの1/2以下かつ2〜10mmの打撃ピン50を用い、溶接ビード20の止端20bから打撃処理位置の中心Oまでの距離xが、打撃ピン50の先端曲率半径Rの2.5倍以内で、かつ打撃ピン50が打撃処理中に溶接金属20aに触れない範囲までの母材金属材料11表面に、打撃ピン50によって、打撃痕80の溝深さyが、0.1〜2mm、打撃ピン50の先端曲率半径R以下、かつ母材金属材料11の厚さtの1/10以下であり、打撃痕80の幅zが、1.5〜15mm、かつ溝深さyの5倍以上である残留塑性変形が生じるように、ハンマーピーニング又は超音波衝撃処理を施す。【選択図】図3
請求項(抜粋):
溶接ビードの止端付近の母材金属材料表面に、打撃ピンを押し付けながら溶接線方向に相対的に移動操作させてハンマーピーニング処理又は超音波衝撃処理を施す、溶接継手の疲労特性改善打撃処理方法であって、 前記打撃ピンとして、先端曲率半径が金属材料の厚さの1/2以下かつ2〜10mmの打撃ピンを用い、 前記溶接ビードの止端から打撃処理位置の中心までの距離が、前記打撃ピンの先端曲率半径の2.5倍以内で、かつ前記打撃ピンが打撃処理中に溶接金属に触れない範囲までの母材金属材料表面に、 前記打撃ピンによって、打撃痕の溝深さが、0.1〜2mm、該打撃ピンの先端曲率半径以下、かつ前記金属材料の厚さの1/10以下であり、打撃痕の幅が、1.5〜15mm、かつ前記溝深さの5倍以上である残留塑性変形が生じるように、 前記ハンマーピーニング又は超音波衝撃処理を施すことを特徴とする、溶接継手の疲労特性改善打撃処理方法。
IPC (1件):
B23K 31/00
FI (2件):
B23K31/00 A ,  B23K31/00 F
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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