特許
J-GLOBAL ID:201003084506708660

スクロール型流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-263863
公開番号(公開出願番号):特開2010-090859
出願日: 2008年10月10日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】可動スクロールの高速及び低速回転時において、必要最小量の潤滑油を適正に供給し、可動スクロールと固定スクロールの摺動部のシール性能を十分に確保でき、動力効率の向上を図ることの可能なスクロール型流体機械を提供する。【解決手段】可動スクロールは、背圧室と連通するとともに可動スクロールの鏡板面に開口する第1連通路と、ボス部と連通するとともに可動スクロールの鏡板面に開口する第2連通路を有し、固定スクロール36は、当該固定スクロールの鏡板面に開口端70a、71aを有し、当該開口端が可動スクロールの公転旋回運動により第1または第2連通路の開口端と合わさるときに圧縮室に潤滑油を間欠的に供給するオイルインジェクション連通路70,71,80,81とを備え、当該オイルインジェクション連通路は可動スクロールが1回公転旋回する毎に1回圧縮室へ潤滑油を供給する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
容器内を延び、該容器に回転自在に支持される回転軸と、 前記容器内に設けられ、固定スクロール、及び、該固定スクロールの軸心周りに公転旋回運動される可動スクロールを有し、該可動スクロールの公転旋回運動により該可動スクロールと前記固定スクロールの渦巻きラップ間に形成される圧縮室の容積を減少させながら作動流体の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロールユニットと、 前記容器内に収容され、前記回転軸を支持する軸受を含む主軸フレームと、 該主軸フレームの上面と前記可動スクロールの鏡板面との間に形成され、潤滑油が内周側にて外周側よりも高圧となるよう加圧された状態で充填された背圧室と、 前記可動スクロールの前記内周側の背面に凸設して設けられたボス部と、 前記可動スクロール内を延び、一端が前記背圧室に開口し、他端が前記可動スクロールの鏡板面に開口する第1連通路と、 前記可動スクロール内を延び、一端が前記ボス部に開口し、他端が前記可動スクロールの鏡板面に開口する第2連通路と、 前記固定スクロール内を延び、一端が該固定スクロールの鏡板面に開口端を有し、該開口端が前記可動スクロールの公転旋回運動により前記第1または第2連通路の上端の開口端と合わさるとき前記固定スクロールの渦巻きラップの壁側に設けられた開口端から潤滑油を間欠的に供給するオイルインジェクション連通路とを備え、 該オイルインジェクション連通路は、前記可動スクロールが1回公転旋回する毎に1回、前記圧縮室へ潤滑油を供給することを特徴とするスクロール型流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 ,  F04C 29/02
FI (4件):
F04C18/02 311W ,  F04C29/02 311D ,  F04C29/02 311C ,  F04C29/02 321A
Fターム (27件):
3H029AA02 ,  3H029AA14 ,  3H029AB03 ,  3H029BB06 ,  3H029BB42 ,  3H029BB43 ,  3H029CC04 ,  3H029CC05 ,  3H029CC34 ,  3H039AA03 ,  3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039BB28 ,  3H039CC08 ,  3H039CC09 ,  3H039CC27 ,  3H039CC44 ,  3H129AA02 ,  3H129AA14 ,  3H129AB03 ,  3H129BB06 ,  3H129BB42 ,  3H129BB43 ,  3H129CC04 ,  3H129CC05 ,  3H129CC34
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-327833   出願人:三洋電機株式会社

前のページに戻る