特許
J-GLOBAL ID:201003084599887577

遊星歯車機構のころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-268614
公開番号(公開出願番号):特開2010-096302
出願日: 2008年10月17日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】保持器の外周面が遊星歯車の中心孔に接触することを阻止して保持器の摺動抵抗を低減することができる遊星歯車機構のころ軸受を提供する。【解決手段】ころ軸受10は、複数のころ11と保持器20とを備える。保持器20は、軸方向に所定間隔で配置された両円環部21と、これら両円環部21を連結すると共に、複数のころ11をそれぞれ個別に収納する複数のポケット25を区画形成する複数の柱部30とを備える。保持器20の軸方向端部には、径方向中心側へ曲げられた径方向折曲部22が形成される。径方向折曲部22の内径端にはワッシャ9の一側面に接触可能な軸方向折曲部23が形成される。軸方向折曲部23の内周面と中心軸6の外周面との間の隙間寸法をAとし、保持器20の外周面と遊星歯車4の中心孔の内周面との間の隙間寸法をBとしたときに、「A<B」の関係となるように設定されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
遊星歯車機構のキャリアに所定間隔を保って形成された歯車支持部の間に遊星歯車がワッシャを間に挟みかつ中心軸を中心として回転可能に組み付けられ、前記遊星歯車の中心孔と、前記中心軸の外周面との間に組み込まれた遊星歯車機構のころ軸受であって、 前記ころ軸受は、複数のころと保持器とを備え、 前記保持器は、軸方向に所定間隔で配置された両円環部と、これら両円環部を連結すると共に、前記複数のころをそれぞれ個別に収納する複数のポケットを区画形成する複数の柱部とを備え、 前記保持器の軸方向端部には、径方向中心側へ曲げられた径方向折曲部が形成され、 前記径方向折曲部の内径端には前記ワッシャの一側面に接触可能な軸方向折曲部が形成され、 前記軸方向折曲部の内周面と前記中心軸の外周面との間の隙間寸法をAとし、前記保持器の外周面と前記遊星歯車の中心孔の内周面との間の隙間寸法をBとしたときに、「A<B」の関係となるように設定されていることを特徴とする遊星歯車機構のころ軸受。
IPC (4件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/46 ,  F16C 19/26 ,  F16H 57/08
FI (4件):
F16C33/46 ,  F16C19/46 ,  F16C19/26 ,  F16H57/08
Fターム (22件):
3J063AB12 ,  3J063BB50 ,  3J063CB02 ,  3J063CD02 ,  3J701AA13 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701AA72 ,  3J701BA34 ,  3J701BA44 ,  3J701BA47 ,  3J701BA50 ,  3J701BA79 ,  3J701DA14 ,  3J701EA31 ,  3J701FA31 ,  3J701FA38 ,  3J701GA11 ,  3J701XB03 ,  3J701XB23
引用特許:
出願人引用 (1件)

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