特許
J-GLOBAL ID:201003084722217352

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後藤 政喜 ,  藤井 正弘 ,  飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-139096
公開番号(公開出願番号):特開2010-196903
出願日: 2010年06月18日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】変速許容度を向上させることで運転性の悪化を防止する。【解決手段】変速制御手段は、変速がダウンシフトであるときに、第1の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が所定状態となり、第2の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が所定状態とならないとき、第2の変速態様で変速を行うと共に、第2の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が所定状態となるとき、変速を禁止する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素を選択的に締結又は解放することにより現在の変速段から目標変速段への変速を実行する自動変速機の変速制御装置において、 前記変速を第1の変速態様で行う変速制御手段と、 前記摩擦要素の現在の熱的負荷状態を演算する現在熱的負荷演算手段と、 前記第1の変速態様で変速を行った場合の前記摩擦要素における発熱量を前記変速開始前に予測する第1の発熱量予測手段と、 前記摩擦要素の現在の熱的負荷状態と、前記第1の発熱量予測手段によって予測された発熱量とに基づいて、前記摩擦要素の変速終了時の熱的負荷状態を予測する第1の熱的負荷予測手段と、 前記第1の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が所定状態を超えるとき、前記第1の変速態様より発熱量が少ない第2の変速態様で変速を行った場合の前記摩擦要素における発熱量を前記変速開始前に予測する第2の発熱量予測手段と、 前記摩擦要素の現在の熱的負荷状態と、前記第2の発熱量予測手段によって予測された発熱量とに基づいて、前記摩擦要素の変速終了時の熱的負荷状態を予測する第2の熱的負荷予測手段と、 を備え、 前記変速制御手段は、前記変速がダウンシフトであるときに、前記第1の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が前記所定状態となり、前記第2の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が前記所定状態とならないとき、前記第2の変速態様で前記変速を行うと共に、前記第2の熱的負荷予測手段によって予測された変速終了時の熱的負荷状態が前記所定状態となるとき、前記変速を禁止することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (1件):
F16H 61/16
FI (1件):
F16H61/16
Fターム (15件):
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552MA17 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA62 ,  3J552RA06 ,  3J552SB02 ,  3J552SB12 ,  3J552TB11 ,  3J552VA32Z ,  3J552VA37Z ,  3J552VA48W ,  3J552VC01Z ,  3J552VC03Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3402220号公報

前のページに戻る