特許
J-GLOBAL ID:201003085098887140

緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 天野 泉 ,  石川 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-320858
公開番号(公開出願番号):特開2010-144786
出願日: 2008年12月17日
公開日(公表日): 2010年07月01日
要約:
【課題】振動周波数に依存した減衰力を発揮しつつも乗り心地を損なうことが無い緩衝装置を提供することである。【解決手段】本発明の緩衝装置Dは、シリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されシリンダ1内を2つの作動室R1,R2を区画する隔壁部材2と、2つの作動室R1,R2を連通する通路2a,2bと、圧力室R3を形成するハウジング4と、上記ハウジング4内に摺動自在に挿入されて圧力室R3を一方側流路5を介して一方の作動室R2に連通される一方室7と他方側流路6を介して他方の作動室R1に連通される他方室8に区画するフリーピストン9と、フリーピストン9を附勢する一方側バネ要素18および他方側バネ要素19とを備え、一方側バネ要素18をフリーピストン9が中立位置から一方室7側へ所定量変位するとバネ定数を大きくするように設定し、フリーピストン9が中立位置から一方室7側へ所定量以上変位するとバイパス路17を開放して他方室8と一方の作動室R2とを連通するようにした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されシリンダ内を2つの作動室に区画する隔壁部材と、2つの作動室を連通する通路と、圧力室を形成するハウジングと、上記ハウジング内に摺動自在に挿入されて圧力室を一方側流路を介して一方の作動室に連通される一方室と他方側流路を介して他方の作動室に連通される他方室とに区画するフリーピストンとを備え、フリーピストンが一方室内に収容される一方側バネ要素と他方室内に収容される他方側バネ要素とで挟持されて中立位置に位置決められる緩衝装置において、一方の作動室と他方室とを連通するとともにフリーピストンによって開閉されるバイパス路をハウジングに設け、一方側バネ要素をフリーピストンが中立位置から一方室側へ所定量変位するとバネ定数を大きくするように設定し、フリーピストンが中立位置から一方室側へ所定量以上変位するとバイパス路を開放することを特徴とする緩衝装置。
IPC (2件):
F16F 9/48 ,  B60G 17/08
FI (2件):
F16F9/48 ,  B60G17/08
Fターム (8件):
3D301AA11 ,  3D301AA13 ,  3D301DA33 ,  3J069AA50 ,  3J069CC09 ,  3J069CC16 ,  3J069EE65 ,  3J069EE66
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 緩衝装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-164984   出願人:カヤバ工業株式会社

前のページに戻る