特許
J-GLOBAL ID:201003085340769165

高温ろう付け用薄肉ブレージングシートフィン材およびそれを使用した熱交換器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯本 恵視
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060639
公開番号(公開出願番号):特開2010-214379
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】 板厚85μm以下の薄肉のブレージングシートフィン材を用いて、コルゲート加工して熱交換器コアを組立てて、610°Cを越える高温でろう付けを行なっても、フィン端部の倒れ変形が生じないようにしたブレージングシートフィン材を提供する。【解決手段】 Al-Mn系合金からなる心材の両面にAl-Si系合金からなるろう材を接合してなるブレージングシートフィンにおいて、心材のSi量(Sic)を0.05〜0.28%の範囲内、ろう材のSi量(Sif)を6.0〜8.8%の範囲内、ろう材片面平均クラッド率(CR)を6.5〜12.0%の範囲内とすると同時に、これらを、次式を満たす範囲内に紀視することとした。 X=CR×(Sif-Sic+0.6)+50×Sic≦95【選択図】図1
請求項(抜粋):
心材の両面にろう材を接合した板厚40〜85μmのクラッド材よりなり、コルゲート加工を施して、高温でろう付けが施される薄肉ブレージングシートフィンであって、 心材がMn0.7〜1.5mass%、Si0.05〜0.28mass%、Fe0.05〜0.75mass%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物元素からなるAl-Mn系合金よりなり、ろう材が、Siを6.0〜8.8mass%の範囲内で含有するAl-Si系合金からなり、しかもろう材の片面平均クラッド率が6.5〜12.0%の範囲内であって、かつ心材のSi含有量Sic(mass%)、ろう材のSi含有量Sif(mass%)、およびろう材の片面平均クラッド率CR(%)によって下記式(1)により定まるXの値が95以下であることを特徴とする、高温ろう付け用薄肉ブレージングシートフィン。 X=CR×(Sif-Sic+0.6)+50×Sic ・・・(1)
IPC (3件):
B23K 35/28 ,  B23K 1/00 ,  C22C 21/00
FI (6件):
B23K35/28 310B ,  B23K1/00 S ,  B23K1/00 330L ,  C22C21/00 J ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 E
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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