特許
J-GLOBAL ID:201003085662706754

燃料電池の運転停止方法及び燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-245899
公開番号(公開出願番号):特開2010-080192
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】燃料電池システムの停止時間を短くするとともに、運転停止時の改質器内の触媒や燃料電池セルの燃料極を酸化させにくくする技術を提供する。【解決手段】運転停止の際に、酸化剤ライン14を介して連続して発電スタック10へ酸化剤ガスの供給を行い、かつ、加熱バーナ30へ空気のみを供給させつつ、炭化水素ライン12を介して供給する炭化水素ガスの供給量を低減させ、炭化水素ガスと水蒸気との水蒸気量/炭素量のモル比が2〜4の混合ガスを、改質器40を通して発電スタック10に供給する。そして、改質器温度センサ42から取得した改質器40の温度が200°C〜550°Cに降温したときに、炭化水素ガスの供給を停止し、さらに、水蒸気の供給は継続して行いながら、気化器温度センサ52から取得した気化器50の温度が100°Cに達した段階で、気化器50へ一定量の水を供給して保存してから水の供給を停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外部から空気及び燃料ガスの供給を受けて断熱容器内を加熱する加熱手段によって加熱され、 水蒸気及び炭化水素ガスの混合ガスを気化器によって得て、前記混合ガスを改質器に通して得られた水素含有ガスを、酸化剤ガスが流されている発電スタックに供給して発電させる燃料電池の運転停止方法において、 運転停止時に、 前記加熱手段へ空気のみを供給し、 前記炭化水素ガスの供給量を低減させ、 該低減させた炭化水素ガスと前記水蒸気との水蒸気量/炭素量のモル比が2〜4の混合ガスを得て、 前記混合ガスを前記改質器に通して得られた水素含有ガスを、酸化剤ガスが連続して流されている前記発電スタックに供給し、 前記改質器の温度が200°C〜550°Cに降温したときに、前記炭化水素ガスの供給を停止し、 さらに、水蒸気の供給は継続して行いながら、前記気化器の温度が100°Cに達した段階で、前記気化器へ一定量の水を供給して保存した後、水の供給を停止する ことを特徴とする燃料電池の運転停止方法。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12
FI (5件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/04 J ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/04 G ,  H01M8/12
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027KK21 ,  5H027KK42 ,  5H027MM02 ,  5H027MM04 ,  5H027MM09 ,  5H027MM14
引用特許:
出願人引用 (2件)

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