特許
J-GLOBAL ID:201003085689567160

原子時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 行一 ,  野田 雅一 ,  池田 成人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-514112
公開番号(公開出願番号):特表2010-531990
出願日: 2008年06月27日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
原子時計は、標準の周波数振動を生成するエンドヘドラルフラーレンを備える。磁石デバイスはエンドヘドラルフラーレンに磁場を加える。加えられた磁場は調整可能である。励起デバイスが、各エンドヘドラルフラーレン系を励起させ、各系に計時振動を生成する遷移を受けさせ、且つ振動の計測及びデバイスの制御が可能となるように、上記系をプローブする。検出デバイスが、励起デバイスによって引き起こされた系の応答を検知する。検出デバイスの出力はコントローラに送られる。コントローラは、時計信号又は周波数標準である原子時計出力を生成し、また、磁石デバイス及び励起デバイスを制御する。コントローラは、計時遷移のエネルギー差が磁場の変動の影響を受けないように、それによって振動の周波数を安定させ、外部磁場の変動の影響を避けることができるように、磁石デバイスによって加えられた磁場を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
少なくとも1対の状態を有する少なくとも1つの系を備える凝縮物質媒体であって、前記1対の状態はそれぞれエネルギーレベルを有する第1の状態と第2の状態を備え、前記エネルギーレベルは互いにエネルギー差を有し、加えられる磁場に応じて前記エネルギー差が変化する凝縮物質媒体と、 調整可能な磁場を前記媒体に加えるように構成された磁石デバイスと、 前記少なくとも1つの系に前記1対の状態間で遷移を起こすように構成された励起デバイスと、 前記励起デバイスによって引き起こされた前記少なくとも1つの系の応答を検出し、出力を生じるように構成された検出デバイスと、 前記検出デバイスの前記出力を受け取るためのコントローラであって、前記媒体に加えられる前記磁場が磁場変化に対する前記エネルギー差の変化率がほぼゼロとなる値を有するように前記磁石デバイスを制御し、前記少なくとも1つの系が遷移を起こされる前記1対の状態間のエネルギー差によって決められる周波数での振動を得るように構成されたコントローラと を備える装置。
IPC (1件):
G04F 5/14
FI (1件):
G04F5/14

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