特許
J-GLOBAL ID:201003086247918661

分子の分別方法およびそれに用いられる分別チップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-214315
公開番号(公開出願番号):特開2010-048714
出願日: 2008年08月22日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】分子の拡散性により被分別分子を分別しうる分別チップを提供すること。【解決手段】本発明の分別チップは、基板と、前記基板上に形成された流路と、前記流路内にマトリクス状に配置された複数の構造体とを有する。流路内に配置された各構造体は、脂質膜の展開方向に平行な直線に対して非対称な形状を有する。本発明の分別チップの流路内に被分別分子を含む脂質膜を自発展開させることで、目的の被分別分子をその分子の拡散性に応じて分別することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
試料に含まれる被分別分子を分別する方法であって、 基板と、前記基板上に形成された流路と、前記流路内にマトリクス状に配置された複数の構造体とを有する分別チップを準備するステップと、 1種類または2種類以上の被分別分子を含む試料、および極性脂質を準備するステップと、 前記分別チップの流路に前記試料および前記極性脂質を導入して、前記被分別分子および前記極性脂質を含む脂質膜を自発展開させるステップと、を有し、 前記構造体のそれぞれは、 前記流路の上流側の頂点を通り、かつ脂質膜の展開方向に平行な第1の直線と、前記流路の第1の側面側の頂点を通り、かつ前記第1の直線に平行な第2の直線との距離が、 前記第1の直線と、前記流路の第2の側面側の頂点を通り、かつ前記第1の直線に平行な第3の直線との距離よりも長く、 拡散しにくい分子ほど前記流路の第1の側面により近い領域に偏在させて、前記被分別分子を分別する、 分別方法。
IPC (2件):
G01N 35/08 ,  G01N 37/00
FI (2件):
G01N35/08 A ,  G01N37/00 101
Fターム (7件):
2G058BA07 ,  2G058DA07 ,  2G058DA09 ,  2G058EA14 ,  4D071AA90 ,  4D071AB62 ,  4D071DA20

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