特許
J-GLOBAL ID:201003086320241829

二塔式ガス化装置による複合発電方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人山田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293460
公開番号(公開出願番号):特開2010-121461
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】蒸気タービン発電装置の発電量とガスタービン発電装置もしくは燃料電池の発電量による総発電量を目標負荷の増・減に対して安定して追随させる。【解決手段】目標負荷26の増・減が指令された時は、目標負荷26に基づいて原料供給装置17による原料供給量の増・減と、蒸気供給弁18による蒸気供給量の増・減と、給水ポンプ13による給水量の増・減を行って総和発電量を増・減させる安定運転制御を行い、同時に、蒸気ガバナ15の開度を増・減して蒸気タービン発電装置16による発電量を直ちに増・減すると共に、補助燃料供給装置24による補助燃料23の供給量を増・減し、且つ給水ポンプ13による給水量を増・減して排熱回収ボイラ12による蒸気発生量を増・減することにより、蒸気タービン発電装置16による発電量の増・減を、ガスタービン発電装置もしくは燃料電池20の発電量に先行させて行うことで総和発電量を目標負荷26に追随させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼炉とガス化炉を有し、燃焼炉で加熱した流動媒体をガス化炉に供給して流動媒体の熱を用い原料をガス化して燃料ガスを生成し、ガス化炉の流動媒体と未反応のチャーを燃焼炉に導入してチャーを燃焼させることにより前記流動媒体を加熱するようにした二塔式ガス化炉と、少なくとも前記燃焼炉からの排気ガスを導入し給水ポンプからの水と熱交換して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、該排熱回収ボイラからの蒸気を蒸気ガバナを介して導入し発電を行う蒸気タービン発電装置と、前記ガス化炉に原料を供給する原料供給装置と、ガス化炉に前記排熱回収ボイラからの蒸気の一部をガス化剤として供給する蒸気供給弁と、ガス化炉で生成した燃料ガスをガスガバナを介して導入し発電を行うガスタービン発電装置もしくは燃料電池と、前記燃焼炉に補助燃料を供給する補助燃料供給装置とを有する二塔式ガス化装置による複合発電方法であって、 目標負荷に基づいて原料供給装置による原料供給量と、蒸気供給弁による蒸気供給量と、給水ポンプによる給水量とを制御して蒸気タービン発電装置による発電量とガスタービン発電装置もしくは燃料電池による発電量とをバランスした総和発電量に保持するように安定運転制御する負荷追従装置を設け、 目標負荷の増・減が指令された時は、目標負荷に基づいて原料供給装置による原料供給量の増・減と、蒸気供給弁による蒸気供給量の増・減と、給水ポンプによる給水量の増・減を行って総和発電量を増・減させる安定運転制御を行い、 同時に、蒸気ガバナの開度を増・減して蒸気タービン発電装置による発電量を直ちに増・減すると共に、補助燃料供給装置による補助燃料の供給量を増・減し、且つ給水ポンプによる給水量を増・減して排熱回収ボイラによる蒸気発生量を増・減することにより、蒸気タービン発電装置による発電量の増・減を先行させて総和発電量を目標負荷に追随させることを特徴とする二塔式ガス化装置による複合発電方法。
IPC (7件):
F01K 23/10 ,  F02C 3/26 ,  F02C 6/18 ,  F22B 1/18 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (9件):
F01K23/10 A ,  F01K23/10 C ,  F01K23/10 F ,  F02C3/26 ,  F02C6/18 B ,  F22B1/18 E ,  H01M8/00 A ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/06 G
Fターム (12件):
3G081BA01 ,  3G081BA11 ,  3G081BB10 ,  3G081BC07 ,  3G081BC14 ,  3G081DA03 ,  3G081DA22 ,  3G081DA27 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027KK42 ,  5H027MM14
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平04-027702号公報
  • 特開昭63-140805
  • 特開平2-308905

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