特許
J-GLOBAL ID:201003086548923008
無電解ニッケル廃棄物のリサイクル方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
廣田 浩一
, 流 良広
, 松田 奈緒子
, 池田 浩
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-500901
公開番号(公開出願番号):特表2010-522826
出願日: 2008年01月10日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】本発明はナトリウムイオン及び硫酸イオンを実質的に含まない浴をイオン交換リサイクル技術と組み合わせることで、無電解ニッケル廃棄物の問題を実質的に無くすことを目的とする。【解決手段】還元剤として次亜リン酸イオンを利用し、硫酸及びナトリムイオンを実質的に含まない無電解ニッケルめっき浴が提供される。めっき浴中の使用済みニッケルがイオン交換樹脂を使用して取り除かれ、残留排液は肥料組成物の製造に使用できる。ニッケルは、めっき浴に戻される介在物に処理される。よって、本発明の処理により、有害廃棄物を放出しないで溶液を無期限で使用できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
無電解ニッケルめっき浴の操作及び再生方法であって、該無電解ニッケルめっき浴は硫酸及びナトリムイオンを実質的に含まず、前記方法は、
a)ニッケルイオン源及び次亜リン酸イオン源を含む前記無電解ニッケルめっき浴から基板に無電解ニッケルを析出する工程、
b)前記めっき浴のニッケルイオン及び次亜リン酸イオンを適切な濃度に維持する工程、
c)金属ターンオーバーが所望の回数に達するまで前記めっき浴を操作する工程、
d)陽イオン交換樹脂により無電解ニッケルめっき溶液の一部を処理してニッケルを分離する工程、
前記ニッケルが取り除かれた後、亜リン酸塩溶液は、亜リン酸アンモニウム(ammonium phosphite)、次亜リン酸アンモニウム、及び有機酸残留物を含む。
e)次亜リン酸で前記陽イオン交換樹脂を再生して過剰な次亜リン酸で亜リン酸ニッケル希釈液を生成する工程、
f)炭酸ニッケル、水酸化ニッケル、酸化ニッケル、及びその組み合わせからなる群より選択されるニッケルイオン源を前記溶液に加えることで、前記工程e)の亜リン酸ニッケル希釈液のニッケル濃度を増加させて濃縮ニッケル溶液を形成する工程、及び
g)前記工程f)の濃縮ニッケル溶液を前記工程b)のめっき浴に加えて前記めっき浴のニッケルイオン濃度を維持する工程
を含むことを特徴とする無電解ニッケルめっき浴の操作及び再生方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4K022BA14
, 4K022BA16
, 4K022DA01
, 4K022DB01
, 4K022DB02
, 4K022DB20
, 4K022DB21
, 4K022DB30
引用特許:
審査官引用 (1件)
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有価物の回収方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-194866
出願人:太平化学産業株式会社, 上村工業株式会社
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