特許
J-GLOBAL ID:201003086750225762

分岐末端反応物及びそれから製造されるポリマーヒドロゲル組織接着剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-539278
公開番号(公開出願番号):特表2010-511091
出願日: 2007年11月27日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
その末端に官能基2個または3個を有する分岐末端反応物が開示される。この分岐末端反応物を用いて、水性環境において機械的性質の優れたバランスを有する架橋ヒドロゲル組織接着剤が製造される。分岐末端反応物を含むキットおよび生体組織の解剖学的部位にコーティングを塗布する方法も開示される。
請求項(抜粋):
次式: (a)(YR)zX(PS)X(RY)z;または (b)Q[(PA)X(RY)z]m; (式中、Yが、アセトアセテートまたはCOR1(R1はN-ヒドロキシスクシンイミジルである)である場合には、Xが、NH-CH3-zおよびNH-R2-Nでないことを条件として、 (i)PSは、セグメントの両端でメチレン基を末端とする直鎖状ポリマーセグメントであり、前記セグメントは、ポリエチレンオキシド、ポリ(トリメチレンオキシド)、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドのブロックまたはランダムコポリマー、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドのトリブロックコポリマーからなる群から選択されるポリマーから誘導され; (ii)Xは、CH3-z、N、N(アセトアセトアミド)-CH3-z、S-R2-N、S-R2-CH3-z、NH-CH3-z、およびNH-R2-N(R2は、炭素原子1〜5個を有するアルキレン基である)からなる群から選択され; (iii)Rは、直接結合、炭素原子1〜5個を有するアルキレン基、合計6個までの主鎖原子を有するアルキレンエーテル基、式R4O(CO)NHCH2(式中、R4は、炭素原子2〜6個を有する直鎖状または分岐状アルキレン基であり、かつR4はXに隣接する基である)のアルキレンオキシウレタン基、およびC3〜C8シクロアルキレン基からなる群から選択され; (iv)Yは、-NH2、-SH、-CONHNH2、アセトアセテート、および-COR1(R1は、OHまたは-N-ヒドロキシスクシンイミジルである)からなる群から選択される官能基であり; (v)Qは、N、そのOH基のうちの3個以上から水素が除去されたポリオール、およびN-R3-N(R3は、炭素原子2〜12個を有するアルキレン基またはC3〜C8シクロアルキレン基である)からなる群から選択されるコア原子または分子であり; (vi)PAは、アームの両端でメチレン基を末端とする直鎖状ポリマーアームであり、前記アームは、ポリエチレンオキシド、ポリ(トリメチレンオキシド)、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドのブロックまたはランダムコポリマー、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキシドのトリブロックコポリマーからなる群から選択されるポリマーから誘導され; (vii)X=CH3-z、S-R2-CH3-z、N(アセトアセトアミド)-CH3-zまたはNH-CH3-zである場合には、zは2または3であり、X=N、NH-R2-N、またはS-R2-Nである場合には、zは2であり; (vii)mは2〜16である) の少なくとも1種類の化合物。
IPC (2件):
C08G 65/333 ,  A61L 24/00
FI (2件):
C08G65/333 ,  A61L25/00 A
Fターム (9件):
4C081AC04 ,  4C081BB01 ,  4C081BB07 ,  4C081BB08 ,  4C081CA181 ,  4C081EA11 ,  4J005AA02 ,  4J005BD05 ,  4J005BD06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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