特許
J-GLOBAL ID:201003086905953050

リチウム二次電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 目次 誠 ,  中山 和俊 ,  宮▲崎▼ 主税
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-042289
公開番号(公開出願番号):特開2010-198904
出願日: 2009年02月25日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】リチウム遷移金属複合酸化物正極と、ケイ素負極とを有するリチウム二次電池の製造方法であって、高い充電レートで充放電を行った場合のサイクル特性に優れたリチウム二次電池を製造することができるリチウム二次電池の製造方法を提供する。【解決手段】化学式LiaNixMnyCozO2(0≦a≦1.1、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物粒子をAl3+水溶液に混合し、その水溶液のpHを7以上とすることによりリチウム遷移金属複合酸化物粒子の表面にAl(OH)3粒子を配置し、その後、Al(OH)3粒子を表面に配置したリチウム遷移金属複合酸化物粒子を酸化雰囲気下で450°C〜650°Cで熱処理することによりAl(OH)3粒子をAl2O3粒子に変換し、リチウム遷移金属複合酸化物粒子の表面にAl2O3粒子を固着させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
化学式LiaNixMnyCozO2(0≦a≦1.1、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される層状構造を有するリチウム遷移金属複合酸化物粒子をAl3+水溶液に混合し,該水溶液のpHを7以上とすることにより前記リチウム遷移金属複合酸化物粒子の表面にAl(OH)3粒子を配置する工程と、 前記Al(OH)3粒子を表面に配置した前記リチウム遷移金属複合酸化物粒子を酸化雰囲気下で450°C〜650°Cで熱処理することにより前記Al(OH)3粒子をAl2O3粒子に変換し、前記リチウム遷移金属複合酸化物粒子の表面に前記Al2O3粒子を固着させる工程と、 前記Al2O3粒子を表面に固着した前記リチウム遷移金属複合酸化物粒子を正極活物質として用いて正極を作製する工程と、 ケイ素粒子及びケイ素合金粒子のうちの少なくとも一方を負極活物質として用いて負極を作製する工程と、 前記正極と前記負極との間にセパレータを配置して電極体を作製する工程と、 前記電極体に非水電解質を含浸させ、電池容器内に収納することによりリチウム二次電池を得る工程とを備えるリチウム二次電池の製造方法。
IPC (6件):
H01M 10/052 ,  H01M 4/505 ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/36 ,  H01M 10/058 ,  H01M 10/056
FI (6件):
H01M10/00 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/52 102 ,  H01M4/36 C ,  H01M10/00 115 ,  H01M10/00 114
Fターム (26件):
5H029AJ05 ,  5H029AK03 ,  5H029AL11 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ28 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ10 ,  5H029HJ14 ,  5H050AA07 ,  5H050BA16 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB11 ,  5H050FA05 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14

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