特許
J-GLOBAL ID:201003087190373422

電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 増田 達哉 ,  朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-206203
公開番号(公開出願番号):特開2010-044114
出願日: 2008年08月08日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】優れた色表示性を発揮することのできる電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電気機器を提供すること。【解決手段】電気泳動表示装置1は、それぞれ正に帯電する第1粒子Aおよび第2粒子Bを含んでおり、第1粒子Aは、第2粒子Bより帯電量の絶対値が大きく、かつ、第2粒子Bより比誘電率が高くなっており、透明電極7と対向電極8との間に直流電圧を印加することにより、第1粒子Aと第2粒子Bとの帯電量の絶対値の差を利用して、第1粒子Aを第2粒子Bよりも透明電極7側に位置するように偏在させた第1状態と、透明電極7と対向電極8との間に交番電圧を印加することにより、第1粒子Aと第2粒子Bとの比誘電率の差を利用して、第2粒子Bを第1粒子Aよりも透明電極側に位置するように偏在させた第2状態とを取り得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに色の異なる少なくとも2種の粒子を分散させた液相分散媒が充填された充填部と、 前記充填部の一方側に設けられ、前記充填部内を視認可能な第1電極と、 前記充填部の他方側に設けられた第2電極とを有し、 前記少なくとも2種の粒子は、それぞれ同極に帯電する第1粒子および第2粒子を含んでおり、 前記第1粒子は、前記第2粒子より帯電量の絶対値が大きく、かつ、前記第2粒子より比誘電率が高くなっており、 前記第1電極が、前記第1粒子および第2粒子の極性に対して逆電圧となるように、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することにより、前記第1粒子および前記第2粒子を、前記第1電極側に偏在させるに際し、 前記第1電極と前記第2電極との間に直流電圧を印加することにより、前記第1粒子と第2粒子との帯電量の絶対値の差を利用して、前記第1粒子を前記第2粒子よりも前記第1電極側に位置する第1状態と、 前記第1電極と前記第2電極との間に交番電圧を印加することにより、前記第1粒子と前記第2粒子との比誘電率の差を利用して、前記第2粒子を前記第1粒子よりも前記第1電極側に位置する第2状態とを取り得ることができ、 前記第1状態または前記第2状態のいずれかの状態を選択することにより、前記第1電極を介して視認される前記充填部内の色を変更させるよう構成されていることを特徴とする電気泳動表示シート。
IPC (1件):
G02F 1/167
FI (1件):
G02F1/167
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電気泳動ディスプレイ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-195781   出願人:株式会社東芝, 東芝テック株式会社
審査官引用 (6件)
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