特許
J-GLOBAL ID:201003087554487399

風車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-186946
公開番号(公開出願番号):特開2010-043529
出願日: 2008年07月18日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】停止状態からの起動が速やかで、旋回効率も向上された風車を提供する。【解決手段】支柱2aの上端に、風上側に位置せしめられる偏心部3を有する。支柱の上下に設けた回転部6,6に上下対向してアーム7,9が設けられ、その先端に翼部材13を有する。翼部材13は、上下の枠片25、26間に翼体27を有し、上下の枠片25、26は、回動連結部で翼体27に連結されている。回動連結部の前側に存する前側連結部53と偏心部3が、規制ロッド111で連結され、翼部材13は支柱回りに旋回する。風上側、風下側の翼部材は、規制ロッドを介して枠片が回動する。風上側では、翼弦が、旋回方向前部が後部よりも支柱から遠い傾斜状態を呈し、翼断面は、支柱に近い面が凸面を呈する非対称型となる。風下側では、翼弦が、前部が後部よりも支柱に近い傾斜状態を呈し、翼断面は、支柱から遠い面が凸面を呈する非対称型を呈する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
心棒の一端側又は両端側に、該心棒の軸線と偏倚して偏心部が設けられると共に、該心棒には、その軸線回りに回転し得る回転部を介して、所要間隔を置いて対向状態に突設された一対のアームを具えるアーム部材が設けられ、該一対のアームの先端部分に翼部材が設けられており、 該翼部材は、該アーム部材が前記軸線回りに回転するに伴って該軸線回りに一方向に旋回できるようになされており、 又、該翼部材は、前記一対のアームを間において対向して配設された枠片間に翼体を配設してなり、該翼体は、該一対のアームの対向方向に延長する翼芯部材の長さ方向の両端側が該一対のアームに固定されており、 又、前記旋回方向で見て前記翼芯部材の前側において、前記対向する枠片相互が前部連結片で連結されると共に、前記旋回方向で見て前記翼芯部材の後側において、前記対向する枠片相互が後部連結片で連結されており、該対向する枠片間で、カバー片が、前記前部連結片と前記翼芯部材を包み且つ前記後部連結片に取り付けられることによって前記翼体が形成されており、 又、前記前部連結片と前記後部連結片との間で、前記対向する枠片の夫々が、これに対向する、前記アームの先端部分と前記翼芯部材との一体化物に、前記一対のアームの対向方向に延長する同一の回動軸線回りで回動可能となるように回動連結部で連結されており、 又、該回動連結部の前側に位置する前側連結部と前記偏心部とが規制ロッドで連結されており、各連結部分は回動可能となされており、 又、前記偏心部は、風向制御装置によって風上側に位置する如くなされており、 又、前記翼部材が前記心棒から見て風上側に位置した状態においては、前記規制ロッドを介して前記枠片が回動することにより、前記前部連結片が、前記心棒から遠ざかるように外方に移動され、前記翼体の翼弦が、前記旋回方向で見た前部がその後部よりも前記心棒から遠い傾斜状態にされると共に、このように外方に移動されることによって、前記翼体の翼断面が、心棒に近い内方側の面が凸面に形成され且つ該翼断面が翼弦に対して非対称を呈する如く変形するようになされる一方、前記翼部材が前記心棒から見て風下側に位置した状態においては、前記規制ロッドを介して前記枠片が回動することによって、前記前部連結片が、前記心棒に近づくように内方に移動され、前記翼体の翼弦が、前記旋回方向で見た前部がその後部よりも前記心棒に近い傾斜状態にされると共に、このように内方に移動されることによって、前記翼体の翼断面が、心棒から遠い外方側の面が凸面に形成されて該翼断面が翼弦に対して非対称を呈する如く変形するようになされていることを特徴とする風車。
IPC (1件):
F03D 3/06
FI (1件):
F03D3/06 G
Fターム (6件):
3H078AA08 ,  3H078BB07 ,  3H078BB11 ,  3H078CC03 ,  3H078CC53 ,  3H078CC64
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 風車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-344757   出願人:ソニー株式会社

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