特許
J-GLOBAL ID:201003087811545931

電気化学キャパシタとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-110537
公開番号(公開出願番号):特開2010-262968
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】リチウムイオンの反応性の高さから、プレドープ時において負極の炭素材料の表面官能基とリチウムイオンと駆動用電解液とが反応することによって炭素材料のそれぞれの粒子表面に形成される皮膜の生成を抑制した電気化学キャパシタを提供することを目的とする。【解決手段】本発明における電気化学キャパシタは銅箔から成る集電体3aと、この集電体3aの表面へ形成された層間を有した多層状の結晶構造を含む炭素材料3cを主とした炭素電極層3bからなる負極3を有しており、前記炭素材料3cは表面官能基としてフッ素原子を有することを特徴としている。これにより、炭素材料3cの表面官能基が反応することによって炭素材料3cのそれぞれの粒子表面に形成される皮膜の生成を抑制することができ、内部抵抗の増加を抑制することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属箔から成る集電体の表面に炭素材料を主とした電極部が形成された正極および負極が一対の電極として対向し、前記正極および前記負極との間にセパレータが介在するように巻回または積層された素子と、 前記負極の炭素材料に吸蔵されたリチウムイオンと、 前記素子とリチウム塩を含む駆動用電解液とを収容した外装体からなり、 前記負極の炭素材料は、この炭素材料を構成する炭素原子のうちフッ素原子と結合した炭素原子を有することを特徴とした電気化学キャパシタ。
IPC (2件):
H01G 9/058 ,  H01G 9/016
FI (2件):
H01G9/00 301A ,  H01G9/00 301F
Fターム (7件):
5E078AA02 ,  5E078AB06 ,  5E078AB13 ,  5E078BA12 ,  5E078BA26 ,  5E078BA38 ,  5E078BB37

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