特許
J-GLOBAL ID:201003087829888895

故障を考慮したIP網ルーチング設計装置、IP網ルーチング設計方法、およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-303334
公開番号(公開出願番号):特開2010-130382
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】リンク利用率のオーバーフローを抑制し、通常時および故障時のトポロジにおける各最大リンク利用率を低減するIP網ルーチング設計を行う技術を提供する。【解決手段】IP網ルーチング設計装置10は、故障パターンを生成する故障パターン生成部21と、IP網トポロジ情報32を用いてリンクコストを算出するリンクコスト計算部22と、交流トラヒック情報31とリンク容量情報321とを用いてリンク利用率(=トラヒック量/リンク容量)を算出するリンク利用率計算部23と、故障パターン生成部21によって生成された故障パターンについて、リンク利用率計算部23によって算出されたリンク利用率が所定の値を超える超過分の合計を算出し、その超過分の合計を指標として、リンクコスト計算部22において算出されたリンクコストを選択するか否かを判定するリンクコスト選択判定部24と、を備える。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
通信ネットワークにおけるリンク故障時のルーチング設計を行う故障を考慮したルーチング設計装置であって、 リンク故障の発生していないときの前記通信ネットワークのトポロジおよびリンクのリンク容量を含むトポロジ情報と、リンクを流れるトラヒック量に係る交流トラヒック情報とを記憶する記憶部と、 前記通信ネットワークのリンク故障時のトポロジを表す故障パターンを生成する故障パターン生成部と、 前記トポロジ情報におけるトポロジに基づいて各リンクのリンクコストを算出するリンクコスト計算部と、 前記交流トラヒック情報を参照して、前記リンクコスト計算部によって算出された各リンクのリンクコストに基づいて設定される経路を構成するリンクに収容されるトラヒック量を算出し、当該リンクごとに、そのリンクに収容されるトラヒック量を前記記憶部に記憶されているそのリンクのリンク容量で除算して求められる各リンクのリンク利用率を、前記トポロジ情報におけるトポロジおよび前記故障パターンについて算出するリンク利用率計算部と、 前記リンク利用率計算部によって算出された前記各リンクのリンク利用率が所定の値を超える超過分の合計を算出し、その超過分の合計に基づいて、前記リンクコスト計算部において算出された各リンクのリンクコストを選択するか否かを判定するリンクコスト選択判定部と、を備え、 前記リンクコスト選択判定部は、前記超過分の合計を記憶部に記憶し、 前記リンクコスト計算部は、前記トポロジ情報におけるトポロジから取得される2つのノードについて、そのノード間の経路を構成する各リンクのリンクコストの合計が等しくなる経路を2以上生成するようにリンクの新たなリンクコストを算出し、 前記リンク利用率計算部は、当該リンクの新たなリンクコストに基づいて設定される経路を構成するリンクのリンク利用率を、前記トポロジ情報におけるトポロジおよび前記故障パターンについてリンクの新たなリンク利用率として算出し、 前記リンクコスト選択判定部は、当該リンクの新たなリンク利用率に基づいて、当該リンクの新たなリンク利用率が所定の値を超える超過分の合計を新たな超過分の合計として算出し、当該新たな超過分の合計が前記記憶部に記憶しておいた超過分の合計以下の場合に、前記記憶部の前記超過分の合計を当該新たな超過分の合計に更新し、前記リンクコスト計算部において算出された各リンクのリンクコストを選択すること を特徴とする故障を考慮したルーチング設計装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04M 3/00
FI (2件):
H04L12/56 100A ,  H04M3/00 A
Fターム (12件):
5K030GA12 ,  5K030HA08 ,  5K030JA11 ,  5K030KA05 ,  5K030LB08 ,  5K030MB09 ,  5K201DA01 ,  5K201DC02 ,  5K201EA04 ,  5K201FA05 ,  5K201FA08 ,  5K201FB10

前のページに戻る