特許
J-GLOBAL ID:201003088708841707
オリゴヌクレオチド、及び5’-3’エキソヌクレアーゼ活性を著しく欠如するポリメラーゼを使用する、増幅の抑制
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 武居 良太郎
, 佐々木 貴英
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-519376
公開番号(公開出願番号):特表2010-535480
出願日: 2008年08月07日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
関連配列の増幅を抑制することによる、標的ポリヌクレオチド配列の増幅のための方法及び組成物が提供される。当該方法は、5’-3’エキソヌクレアーゼ活性を欠如するポリメラーゼ、並びに、非標的配列及びプライマーの下流に優先的にハイブリダイズする、伸長できないブロッカーオリゴヌクレオチドを使用し、それにより、当該ポリメラーゼによる鋳型依存的プライマー伸長を防止することができる。
請求項(抜粋):
生体試料中のポリヌクレオチドにおける標的配列を検出するための方法であって、前記試料は、さらに又は代わりに、第二の配列を含む第二のポリヌクレオチドを含み、ここで前記第二の配列は、少なくとも一つのヌクレオチドによって前記標的配列とは異なり、以下のステップ:
i.存在するのであれば、前記第二の配列又は前記標的配列へのブロッカーオリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションを可能とする条件下で、前記試料と前記ブロッカーオリゴヌクレオチドを接触させ、
ii.前記ハイブリダイズされたブロッカーオリゴヌクレオチドの存在下、前記試料を、少なくとも一つのプライマー、及び5’-3’エキソヌクレアーゼ活性を著しく欠如するポリメラーゼと、前記プライマーの鋳型依存的伸長が起こる条件下で接触させ、ここで前記プライマーは、前記ポリヌクレオチドと、存在するのであれば、前記ブロッカーオリゴヌクレオチドがハイブリダイズする配列の上流でハイブリダイズすること;
を含み、ここで前記ブロッカーオリゴヌクレオチドは、前記ポリメラーゼによる前記第二の配列の増幅を阻害するために、前記第二の配列と十分にハイブリダイズし、ここで、前記ブロッカーオリゴヌクレオチドは、インターカレーティング(intercalating)ヌクレオチドを含まず、そしてさらに、前記標的配列への前記オリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションが、5’-3’ヌクレアーゼ活性を著しく欠如するポリメラーゼによる前記標的配列の増幅を著しく阻害しない、前記方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68
, C12N 9/22
, C12N 15/09
, C12Q 1/48
, C12N 9/10
FI (5件):
C12Q1/68 A
, C12N9/22
, C12N15/00 A
, C12Q1/48 Z
, C12N9/10
Fターム (17件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024HA14
, 4B024HA19
, 4B050CC07
, 4B050KK13
, 4B050LL03
, 4B063QA13
, 4B063QQ28
, 4B063QQ34
, 4B063QQ42
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QS34
, 4B063QX01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
Oncogene, 2005, Vol.24, p.6830-6834
前のページに戻る