特許
J-GLOBAL ID:201003089306520250
交流トラヒック計算装置、交流トラヒック計算システム、交流トラヒック計算方法およびそのプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-304261
公開番号(公開出願番号):特開2010-130467
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】TomoGravity法により通信ネットワーク内の交流トラヒック量の推定値を計算するときの、計算時間を短縮する。【解決手段】交流トラヒック計算装置10は、通信ネットワーク40内のIF単位トラヒック情報131および経路情報132を収集し、経路情報132を示す行列Aの擬似逆行列pinv(A)を計算しておく。ここで、経路情報132の変更がないとき(つまり、通信ネットワークのトポロジに変更がないとき)、予め計算しておいた擬似逆行列pinv(A)を用いて交流トラヒック量の推定値tを計算する。一方、経路情報132の変更があったとき(つまり、通信ネットワークのトポロジに変更があったとき)、この変更された経路情報132をもとに擬似逆行列pinv(A)を再計算し、交流トラヒック計算装置10は、この再計算された擬似逆行列pinv(A)を用いて交流トラヒック量の推定値tを計算する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
TomoGravity法により、ネットワークの任意の2つのノード間におけるフローのトラヒック量である交流トラヒック量の推定値を計算する交流トラヒック計算装置であって、
前記ネットワークを構成する各ノードのインタフェースの識別情報ごとに、そのインタフェースへの入力トラヒックまたは出力トラヒックのトラヒック量を示したインタフェース単位トラヒック情報と、前記ネットワークを流れるフローごとに、そのフローの始点ノードおよび終点ノードの識別情報と、そのフローにおける始点ノードおよび終点ノード間において経由するインタフェースの識別情報とを示した経路情報とを前記ネットワークのノードから収集し、記憶部へ記憶する情報収集部と、
前記インタフェース単位トラヒック情報と、前記経路情報と、予め計算された以下の式(1)を満たす行列Aの擬似逆行列pinv(A)を記憶する記憶部と、
x=At...式(1)
x:前記インタフェース単位トラヒック情報に示される各インタフェースのトラヒック量を示すベクトル
A:前記経路情報を示される各フローの経由するインタフェースの情報を示す行列
t:交流トラヒック量の推定値を示すベクトル
前記記憶部から読み出した前記擬似逆行列pinv(A)と、前記インタフェース単位トラヒック情報に示される各インタフェースのトラヒック量を示すベクトルxを、以下の式(2)に代入し、前記交流トラヒック量の推定値であるベクトルtを計算する交流トラヒック量計算部とを備えることを特徴とする交流トラヒック計算装置。
t=pinv(A)x...式(2)
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5K030GA01
, 5K030GA14
, 5K030JA10
, 5K030KA02
, 5K030LE16
, 5K030MA04
, 5K030MB09
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