特許
J-GLOBAL ID:201003089589843204
円偏光発光の制御方法および円偏光発光材料
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-112574
公開番号(公開出願番号):特開2010-260951
出願日: 2009年05月07日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】円偏光発光材料の官能基およびpHの選択によって円偏光の発光方向を制御する方法、円偏光発光材料のpHを変化させることによって円偏光の発光方向を制御する方法、ポリマー化した円偏光発光材料のpHまたは温度を変化させることによって円偏光の強度を制御する方法、および上記方法に用いることが可能な新規円偏光発光材料を提供する。【解決手段】本発明にかかる左円偏光を発光させる方法は、所定の芳香族炭化水素誘導体をシクロデキストリンに包接させてなる複合体を含む溶液のpHを、12以下に調整すること、または、所定の芳香族炭化水素誘導体をシクロデキストリンに包接させてなる複合体を含む溶液のpHを、14以上に調整することによって左円偏光を発光させる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
芳香族炭化水素誘導体をシクロデキストリンに包接させてなる複合体から左円偏光を発光させる方法であって、
下記(a)の芳香族炭化水素誘導体をシクロデキストリンに包接させてなる複合体を含む溶液のpHを12以下に調整すること、または、下記(b)の芳香族炭化水素誘導体をシクロデキストリンに包接させてなる複合体を含む溶液のpHを14以上に調整することによって左円偏光を発光させることを特徴とする方法:
(a)2個以上5個以下の六員環からなる骨格構造を有し、当該六員環のうち1個が、シクロデキストリンの水酸基と水素結合しうる酸素原子または水素原子を備えた官能基を1個有しており、上記酸素原子または水素原子のうち、上記官能基が結合している上記六員環の炭素原子から最も近傍に位置する酸素原子または水素原子が、上記官能基が結合している上記六員環の炭素原子をゼロ番目としたとき奇数番目に位置する芳香族炭化水素誘導体。
(b)2個以上5個以下の六員環からなる骨格構造を有し、当該六員環のうち1個が、シクロデキストリンの水酸基と水素結合しうる酸素原子または水素原子を備えた官能基を1個有しており、上記酸素原子または水素原子のうち、上記官能基が結合している上記六員環の炭素原子から最も近傍に位置する酸素原子または水素原子が、上記官能基が結合している上記六員環の炭素原子をゼロ番目としたとき偶数番目に位置する芳香族炭化水素誘導体。
IPC (2件):
FI (2件):
C09K11/06 610
, C08G73/04
Fターム (17件):
4J043PA02
, 4J043PA11
, 4J043PB08
, 4J043PB13
, 4J043PC165
, 4J043QA04
, 4J043RA01
, 4J043RA08
, 4J043SA05
, 4J043SB01
, 4J043TA02
, 4J043TB01
, 4J043UA331
, 4J043UB241
, 4J043YB08
, 4J043ZA60
, 4J043ZB21
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
励起錯体
公報種別:公表公報
出願番号:特願2001-547033
出願人:ザ・ビクトリア・ユニバーシテイ・オブ・マンチエスター
-
形状記憶素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-107404
出願人:学校法人芝浦工業大学
審査官引用 (2件)
-
励起錯体
公報種別:公表公報
出願番号:特願2001-547033
出願人:ザ・ビクトリア・ユニバーシテイ・オブ・マンチエスター
-
形状記憶素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-107404
出願人:学校法人芝浦工業大学
引用文献:
出願人引用 (1件)
-
シクロデキストリン-基礎と応用-, 19950315, 初版, 62-71頁
審査官引用 (1件)
-
シクロデキストリン-基礎と応用-, 19950315, 初版, 62-71頁
前のページに戻る