特許
J-GLOBAL ID:201003089719540110

補強ポリブタジエンゴムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-087538
公開番号(公開出願番号):特開2010-235867
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】補強性と耐疲労性のバランス優れたシス-1,4-ポリブタジエンとシンジオタクチック-1,2-ポリブタジエンからなる補強ポリブタジエンゴムを提供すること。【解決手段】1,3-ブタジエンをシスおよびトランス-2-ブテンを主成分とするC4留分と環状脂肪族炭化水素からなる不活性有機溶媒中で、(1)可溶性コバルト化合物、ハロゲン含有の有機アルミニウム化合物、および水からなる触媒でシス-1,4重合し、(2)得られた重合反応混合物に可溶性コバルト化合物、有機アルミニウム化合物を添加して、二硫化炭素の存在下、融点が200°C以上のシンジオタクチック-1,2ポリブタジエンが得られる条件で重合し、(3)更にアセトンを添加して、融点が200°C未満のシンジオタクチック-1,2ポリブタジエンが得られる条件で重合することを特徴とする補強ポリブタジエンゴムの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
1,3-ブタジエンをシスおよびトランス-2-ブテンを主成分とするC4留分と環状脂肪族炭化水素からなる不活性有機溶媒中で、(1)可溶性コバルト化合物、一般式AlRanX3-n(但し、Raは炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基又はシクロアルキル基であり、Xはハロゲン元素であり、nは1.5〜2である)で表されるハロゲン含有の有機アルミニウム化合物、および水からなる触媒でシス-1,4重合し、(2)得られた重合反応混合物に可溶性コバルト化合物、一般式AlRb3(但し、Rbは炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基又はシクロアルキル基である)で表される有機アルミニウム化合物を添加して、二硫化炭素の存在下、融点が200°C以上のシンジオタクチック-1,2ポリブタジエンが得られる条件で重合し、(3)更にアセトンを添加して、融点が200°C未満のシンジオタクチック-1,2ポリブタジエンが得られる条件で重合することを特徴とする補強ポリブタジエンゴムの製造方法。
IPC (1件):
C08F 236/06
FI (1件):
C08F236/06
Fターム (8件):
4J100AA05Q ,  4J100AS02P ,  4J100CA04 ,  4J100DA09 ,  4J100DA24 ,  4J100FA09 ,  4J100FA39 ,  4J100JA29

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