特許
J-GLOBAL ID:201003090146904012

インクジェット装置のメンテナンス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-070488
公開番号(公開出願番号):特開2010-221492
出願日: 2009年03月23日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】流速を大きくしてインク排出及びインク供給を行うことができるとともに、インクジェットヘッドのノズル孔の不吐出頻度が低いメンテナンスを実現する。【解決手段】本発明のインクジェット装置のメンテナンス方法は、キャップ機構15によりノズル孔を密閉する工程S1と、供給側バッファタンク3の内圧を第1の負圧値に調整する工程S2と、キャップ側バッファタンクの内圧を第2の負圧値に調整する工程S3と、キャップ側廃液弁13を開放しキャップ機構15により密閉された空間へ第2の負圧値の負圧を与えた状態で、供給側廃液弁7を開放しインクジェットヘッド内部へ第1の負圧値の負圧を与える工程S4とを含むので、ノズル孔のメニスカスを破ることなく、より大きいインク流速であり、かつ、インクジェットヘッドのノズル孔の不吐出頻度が低いメンテナンスを行うことができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数のノズル孔を有するインクジェットヘッドと、上記ノズル孔を密閉するキャップ機構とを有し、 上記インクジェットヘッドへ供給するインクが貯留されたインクタンクと、供給側バッファタンクと、上記供給側バッファタンクへ負圧を与える供給側ポンプと、上記インクジェットヘッドと上記供給側バッファタンクとの間に配された供給側廃液弁とを備え、上記供給側廃液弁の開放によりインクジェットヘッド内部が減圧され、上記インクタンクからインクジェットヘッドへインクが供給されるとともに、インクジェットヘッドからインクが排出される供給側メンテナンス機構と、 キャップ側バッファタンクと、上記キャップ側バッファタンクに負圧を与えるキャップ側ポンプと、上記キャップ機構と上記キャップ側バッファタンクとの間に配されたキャップ側廃液弁とを備え、上記キャップ側廃液弁の開放により、上記キャップ機構により密閉された空間が減圧され、上記ノズル孔からインクが排出されるキャップ側メンテナンス機構とを備えたインクジェット装置のメンテナンス方法であって、 上記キャップ機構により上記ノズル孔を密閉する密閉工程と、 上記供給側バッファタンクの内圧を第1の負圧値に調整する第1の負圧調整工程と、 上記キャップ側バッファタンクの内圧を第2の負圧値に調整する第2の負圧調整工程と、 上記キャップ側廃液弁を開放し上記キャップ機構により密閉された空間を減圧した状態で、上記供給側廃液弁を開放しインクジェットヘッド内部を減圧する第1のインク排出/インク供給工程とを含むことを特徴とするインクジェット装置のメンテナンス方法。
IPC (1件):
B41J 2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (17件):
2C056EA14 ,  2C056EA26 ,  2C056EA27 ,  2C056EB21 ,  2C056EB25 ,  2C056EB34 ,  2C056EC15 ,  2C056EC24 ,  2C056EC32 ,  2C056EC57 ,  2C056EC62 ,  2C056JA13 ,  2C056JC13 ,  2C056JC20 ,  2C056KB04 ,  2C056KB34 ,  2C056KB37
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る