特許
J-GLOBAL ID:201003090567332506
温度応答性高分子使用した水性二相抽出により、海水中の塩分を抽出除去することを基本にした、海水淡水化プロセス
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-144693
公開番号(公開出願番号):特開2010-274252
出願日: 2009年05月27日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】RO膜淡水化法よりコンパクトな装置で、しかもより大量の海水を淡水にすることを可能にするプロセスを提供する。【解決手段】海水淡水化プロセスにおいて、温度応答性高分子を海水に加えて、海水を二液相にして塩分を抽出し、当該高分子を含む水溶液から逆浸透膜法により水分を分離した後に、当該高分子を循環再使用するというプロセスを適用することにより、現行のプロセスより小型で、かつ高性能の淡水化プロセスが可能となる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
本発明は、温度応答性高分子水溶液(注1)を海水に加え、海水を二液相にして、海水中の塩分(注2)を抽出除去することを基本にした、海水淡水化プロセスであることを特徴とする。
(注1)以後、温度応答性高分子を「高分子」と云う。
(注2)塩分には、塩化ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムの塩類(塩酸塩や硫酸塩)やホウ酸塩だけでなく、ホウ酸も含まれる。
本プロセスには以下の特徴がある。
(1)本プロセスでは、海水中の塩分は液液抽出により除去する。
(2)本プロセスでは、海水中の「高分子」は、出来るだけ疎水性領域で、逆浸透膜法で濃縮(分離)する。
(3)本プロセスでは、濃縮された「高分子」は循環して再使用する。
IPC (3件):
C02F 1/26
, B01D 61/04
, C02F 1/44
FI (3件):
C02F1/26 Z
, B01D61/04
, C02F1/44 G
Fターム (13件):
4D006GA03
, 4D006KA02
, 4D006KA03
, 4D006KB30
, 4D006KD30
, 4D006PA01
, 4D006PB03
, 4D006PC51
, 4D037AA06
, 4D037AB18
, 4D037BA11
, 4D037BB08
, 4D037CA03
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