特許
J-GLOBAL ID:201003091967586619
超電導線材,永久電流スイッチ及び超電導マグネット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 学
, 戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-083991
公開番号(公開出願番号):特開2010-238840
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】4.2K,2T以下の低磁場領域で使用することが可能な超電導線,接続部構造及び接続方法を提供すること、及び超電導線を使用した、信頼性の高い装置を提供することにある。【解決手段】本願発明の超電導線材は、超電導金属フィラメントを有し、常電導体の金属マトリックス内に超電導金属フィラメントが複数本埋め込まれており、かつ各超電導フィラメントに250°C〜500°CにおいてSnと反応しない金属よりなるバリア層を用いることを特徴とする。バリア層は、Ta,Moまたはこれらの合金がよく、バリア層の厚さとしては、0.01μm〜1μmであることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
常電導状態と超電導状態との切り替えを行う永久電流スイッチであって、
前記永久電流スイッチは、少なくとも一部に巻線部を有する第一の超電導線と、配線用の第二の超電導線と、前記第一の超電導線と第二の超電導線の接続部との接続部を有し、
少なくとも第一の超電導線は、超電導物質よりなる複数本の超電導フィラメントと、前記複数本の超電導金属フィラメントを一体化する常電導物質のマトリックスと、前記超電導フィラメントと前記マトリックスとの間に設けられたバリア層を有し、前記バリア層は250°C〜500°CにおいてSnと反応せず、かつ4.2K,0.5T以下で超電導状態にならない金属であって、
前記第一の超電導線は前記マトリックスを除去されて前記接続部で前記第二の超電導線と接続されていることを特徴とする永久電流スイッチ。
IPC (4件):
H01L 39/20
, H01B 12/10
, H01B 13/00
, H01F 6/06
FI (5件):
H01L39/20
, H01B12/10
, H01B13/00 563Z
, H01F5/08 B
, H01F5/08 E
Fターム (20件):
4M114AA15
, 4M114AA30
, 4M114BB01
, 4M114BB04
, 4M114BB07
, 4M114BB08
, 4M114BB09
, 4M114CC03
, 4M114CC16
, 4M114DB14
, 4M114DB17
, 5G321AA12
, 5G321BA03
, 5G321BA04
, 5G321CA09
, 5G321CA36
, 5G321CA38
, 5G321CA41
, 5G321CA48
, 5G321DA03
引用特許:
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