特許
J-GLOBAL ID:201003092015679970
ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-197208
公開番号(公開出願番号):特開2010-031341
出願日: 2008年07月31日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】高圧酸浸出法を用いたニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程が運転停止に追い込まれることを防止して、プロセス全体としての高い操業効率を維持することができるニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法を提供する。【解決手段】浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程において、鉱石スラリー7の受け入れと硫酸の添加とを停止するとともに、高圧酸浸出設備を構成する(c)の手段から排出された浸出スラリー8は、前記高圧酸浸出設備を構成する(a)の手段に移送することにより、該高圧酸浸出設備内で自己循環させることを特徴とする。(a)鉱石スラリー7を予備的に昇温昇圧する。(b)予備的に昇温昇圧された鉱石スラリーに硫酸を添加し、かつ高圧水蒸気と高圧空気とを吹込みながら浸出し、浸出スラリー8を形成する。(c)形成された浸出スラリーの加圧状態を解消する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ニッケル酸化鉱石をスラリー化する鉱石スラリー調製工程、該鉱石スラリーを、下記の(a)〜(c)の手段を備えた高圧酸浸出設備に移送し、ニッケル及びコバルトを浸出し、浸出スラリーを得る浸出工程、及び該浸出スラリーの固液分離工程を含む高圧酸浸出法を用いたニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、前記浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、
前記浸出工程において、前記鉱石スラリーの受け入れと硫酸の添加とを停止するとともに、前記高圧酸浸出設備を構成する(c)の手段から排出された浸出スラリーは、前記固液分離工程へ移送することを停止して、前記高圧酸浸出設備を構成する(a)の手段に移送することにより、該高圧酸浸出設備内で自己循環させることを特徴とするニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法。
(a)鉱石スラリーを予備的に昇温昇圧する。
(b)予備的に昇温昇圧された鉱石スラリーに硫酸を添加し、かつ高圧水蒸気と高圧空気とを吹込みながら浸出し、浸出スラリーを形成する。
(c)形成された浸出スラリーの加圧状態を調節する。
IPC (4件):
C22B 23/00
, C22B 3/04
, C22B 3/44
, C01G 53/00
FI (5件):
C22B23/00 102
, C22B3/00 D
, C22B3/00 R
, C22B3/00 Q
, C01G53/00 B
Fターム (10件):
4G048AA07
, 4G048AB02
, 4G048AE03
, 4K001AA07
, 4K001AA19
, 4K001BA02
, 4K001DB03
, 4K001DB14
, 4K001DB23
, 4K001DB24
引用特許:
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