特許
J-GLOBAL ID:201003092044441541
塗装劣化診断方法および装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-169515
公開番号(公開出願番号):特開2010-032511
出願日: 2009年06月25日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】 鉄塔,鋼橋などの鋼構造物の塗装面の劣化状況を検出し、劣化度判定を行うための塗装劣化診断方法および装置を提供する。【解決手段】 本発明は、塗装が施された鋼構造物の表面を撮影した入力画像に対して塗装面の劣化部だけを透過させた変換に変換する劣化部抽出フィルターを構築する工程と、変換画像中の透過部を検出して劣化部プロファイルを生成する工程と、塗装面劣化の発生・成長をシミュレートした仮想塗装面劣化画像を作成する工程と、作成された仮想塗装面劣化画像と劣化基準とから評価用劣化プロファイルを作成し、蓄積してデータベースを形成する工程と、劣化診断対象の入力画像から得られた劣化プロファイルと評価用劣化プロファイルを比較することで劣化度合いを判定する劣化度評価の工程により構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塗装が施された鉄塔,鋼橋などの鋼構造物の表面を撮影して得られるフルカラービットマップイメージを入力画像として用いて、塗装面の劣化度を評価する方法において、
入力画像中の塗装面の劣化部だけを透過させた画像に変換する劣化部抽出フィルターを構築する工程と、
前記劣化部抽出フィルターを適用して得られる変換画像中の劣化部を示す透過部を検出し、劣化部の個数および各劣化部の面積を算出して劣化部プロファイルを生成する工程と、
劣化部の発生量を、劣化部に近似した円の発生個数で表わし、劣化部の成長量を、劣化部に近似した円の総面積率と成長段階毎の総面積率の面積増加率とで表わし、予め設定された劣化部の発生量と成長量に応じて発生と成長を規則的に繰り返して、塗装面劣化の発生・成長をシミュレートし、様々な仮想塗装面劣化画像を作成する工程と、
作成された仮想塗装面劣化画像群に対して、劣化部の個数および各劣化部の面積を算出するとともに実際の塗膜劣化面にできるだけ近似させた評価用仮想塗装面劣化画像を作成し、前記評価用仮想塗装面劣化画像と顧客の劣化診断基準とから評価用劣化プロファイルを作成し、評価用劣化プロファイルと評価用仮想塗装面劣化画像のデータを蓄積してデータベースを形成する工程と、
前記データベースから劣化診断対象の入力画像に対応した評価用劣化プロファイルを取り出し、劣化診断対象の入力画像から得られた劣化プロファイルと比較することで劣化度合いを判定する劣化度評価の工程と、
により塗装面の劣化度を診断することを特徴とする塗装劣化診断方法。
IPC (4件):
G01B 11/28
, G06T 1/00
, G01B 11/30
, G01N 21/88
FI (4件):
G01B11/28 H
, G06T1/00 300
, G01B11/30 A
, G01N21/88 J
Fターム (32件):
2F065AA49
, 2F065AA58
, 2F065BB05
, 2F065CC06
, 2F065CC14
, 2F065FF04
, 2F065JJ26
, 2F065QQ03
, 2F065QQ08
, 2F065QQ24
, 2F065QQ26
, 2F065QQ31
, 2F065QQ33
, 2F065RR03
, 2F065UU05
, 2G051AA90
, 2G051AB12
, 2G051EB09
, 2G051ED01
, 2G051ED05
, 2G051ED14
, 5B057AA17
, 5B057BA02
, 5B057CA01
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CE06
, 5B057DA03
, 5B057DA08
, 5B057DA16
, 5B057DC04
前のページに戻る