特許
J-GLOBAL ID:201003092242778098

液体吐出ヘッド用基板、該基板を有する液体吐出ヘッド、該ヘッドのクリーニング方法および前記ヘッドを用いる液体吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-245808
公開番号(公開出願番号):特開2010-137554
出願日: 2009年10月26日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】 電解質濃度等に起因する電気化学反応のばらつきが、保護層の溶出量に影響をあたえ、保護層の厚さが不均一になる。【解決手段】 発熱部に対応する領域に形成された上部保護層107aは、液体との電気化学反応により、前記液体中に溶出する第1の層と、不動態となる第2の層とが其々2層以上積層された構成である液体吐出ヘッド用基板。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
液体を吐出口から吐出するために利用される熱エネルギーを発生する素子と、 少なくとも前記素子を覆うように設けられ、第1の層と第2の層とが交互にそれぞれ2層以上積層した保護層と、が設けられた液体吐出ヘッド用基板と、 前記吐出口に連通する流路の壁を有し、前記壁を内側にして前記液体吐出ヘッド用基板と接することで前記流路を形成する流路部材と、 前記流路に設けられた流路内電極とを有する液体吐出ヘッドであって、 前記保護層がアノード電極に、前記流路内電極がカソード電極となるように電圧を印加したときに、前記第1の層は液体に接すると溶出する材料からなり、前記第2の層は液体に接すると不動態となる材料からなることを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J3/04 103B ,  B41J3/04 103H
Fターム (9件):
2C057AF65 ,  2C057AG14 ,  2C057AG46 ,  2C057AP14 ,  2C057AP52 ,  2C057AP53 ,  2C057AP56 ,  2C057BA04 ,  2C057BA13

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