特許
J-GLOBAL ID:201003092464638782

前景領域抽出プログラム、前景領域抽出装置、及び前景領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石川 泰男 ,  奥 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-245350
公開番号(公開出願番号):特開2010-079477
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】高速に物体領域(前景領域)を切り抜くことが可能な前景領域抽出方法を提供する。【解決手段】ユーザにより指定された前景ピクセル及び背景ピクセルを夫々基準ピクセルとして、3次元の色空間が複数に分割された分割色空間のうちから、各前記基準ピクセルが属する分割色空間を基準分割色空間として特定し、各基準ピクセルとこれに隣接する隣接ピクセルとの前記色空間における色の距離を算出する色距離算出処理を行うと共に各前記隣接ピクセルが前記各基準分割色空間に属するか否かを判別する属否判別処理を行った後、各隣接ピクセルについて算出された前記色の距離と、前記各隣接ピクセルについて判別された前記基準分割色空間への属否に基づく重み付けと、に基づいて前記各隣接ピクセルについてのコストを算出するコスト算出処理を行い、前景ピクセル又は背景ピクセルとして確定する確定処理を行い、前記画像から前景領域を抽出するように構成した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
コンピュータを、 画像を表示させる表示制御手段、 前記表示された画像に含まれる前景領域上における少なくとも一つの前景ピクセル、及び当該画像に含まれる背景領域上における少なくとも一つの背景ピクセルの指定をユーザから受け付ける受付手段、 前記指定された前景ピクセル及び前記指定された背景ピクセルを夫々基準ピクセルとして、3次元の色空間が複数に分割された分割色空間のうちから、各前記基準ピクセルが属する分割色空間を基準分割色空間として特定する分割色空間特定処理を行う分割色空間特定手段、 前記各基準ピクセルとこれに隣接する隣接ピクセルとの前記色空間における色の距離を算出する色距離算出処理を行う色距離算出手段、 各前記隣接ピクセルが前記各基準分割色空間に属するか否かを判別する属否判別処理を行う属否判別手段、 前記各隣接ピクセルについて算出された前記色の距離と、前記各隣接ピクセルについて判別された前記基準分割色空間への属否に基づく重み付けと、に基づいて前記各隣接ピクセルについてのコストを算出するコスト算出処理を行うコスト算出手段、及び、 前記算出されたコストが最も小さい隣接ピクセルを前景ピクセル又は背景ピクセルとして確定する確定処理を行う確定手段、として機能させ、 前記確定された隣接ピクセルを基準ピクセルとして、前記色距離算出処理、前記属否判別処理、前記コスト算出処理、及び前記確定処理を前記コンピュータに繰り返し行わせることにより、前記画像から前景領域を抽出するように機能させることを特徴とする前景領域抽出プログラム。
IPC (1件):
G06T 7/00
FI (2件):
G06T7/00 100D ,  G06T7/00 U
Fターム (5件):
5L096AA02 ,  5L096AA06 ,  5L096CA24 ,  5L096GA40 ,  5L096MA07

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